京都の紅葉ベスト5!高台寺~永観堂、一生に一度は観ておきたいランキング
[mappress mapid="5"]色鮮やかな紅葉をどうしても観たいと京都へ。訪れたのはライトアップされた高台寺。寒空の下行列に並んで入ればそこは別世界でした。
翌日、まず訪れたのは嵐山の宝厳院。桂川沿いの道を色づいた山々を遠目に歩けば、そこはやはり行列がありました。
宝厳院を後に次は天竜寺。嵐電と地下鉄を乗り継いで南禅寺へ。そして最後はモミジの永観堂。
高台寺 臥龍池の夜間ライトアップは格別
高台寺は豊臣秀吉の正室ねねが秀吉を弔うために創建したお寺です。
女性ゆかりのお寺らしくあでやかで優美でちょっとつつましい雰囲気があり、昼間も綺麗ですが夜間ライトアップは格別です。
境内全体が神秘的な空気に包まれ、臥龍池は鏡のようになり水面に映し出された紅葉はため息が出るほど綺麗です。何時間でも眺めていたくなる空間です。
池を観た後はぐるっとお庭をまわり竹林の小道へと歩いていきますが、暗闇の竹林はピシっとした空気の中、静かで荘厳な雰囲気です。
京都宝厳院はイチョウと紅葉のコントラストが色彩豊か
"嵐電の嵐山駅から徒歩10分ほどの場所にありますが、今回は阪急嵐山線の嵐山駅から中之島公園、渡月橋を渡りまわりの紅葉を愛でながら桂川沿いを歩いて宝厳院へ向かいました。
そこには普段は入ることはできず春秋のみ特別拝観ができることだけあって平日にもかかわらず入場の大行列がありました。
入場券を手に門をくぐれば見事に色づいた鮮やかな紅葉が目の前に広がります。
こちらは回遊式山水庭園になっているので、境内はそれほど広くないが行列を作りながらもゆっくりと観ることができます。
一面緑の苔と紅葉のコントラスト、黄色いイチョウと紅葉のコントラストが色彩豊かで美しいです。
まるで日本画を観ているような天竜寺
足利尊氏が夢窓国師を開山に臥醍醐天皇を弔うために創建したとされ世界遺産の一つである天竜寺。
曹源池庭園は手入れが行き届いているが、先に観た宝厳院と比べると若干紅葉が早かったのかちょっと終わりかけていました。
それでも綺麗な紅葉は広い境内のあちらこちらに観ることができ、お庭から入り口前の紅葉を額に入れたような形で観ることができまるで日本画を観ているようでした。
曹源池庭園は嵐山の遠景共に方丈からの鑑賞を意識して作られているので、是非お寺に上がって畳のお部屋からお庭を鑑賞することをお勧めします。
南禅寺は、石川五右衛門の「絶景かな!」で有名な山門
京都五山という大きな5つの禅寺があるが南禅寺はその上にあたる「別格」だそうです。
紅葉の時期観光客でにぎわっているものの敷地が広いため、あまり混雑している感じがしないとろがいいです。
拝観料と払わないと境内に入場できない神社やお寺が多い京都ですが、ここ南禅寺の境内は自由に入れ無料で紅葉が楽しめます。
ちょっと時間が遅くなってしまっても閉門もないので時間を忘れてゆっくりと観ることができます。
南禅寺と言えば石川五右衛門の「絶景かな!」で有名な山門があるので、ここは入場料を払って上に上り絶景を楽しみましょう。
京都といえば「もみじの永観堂」永観堂
「もみじの永観堂」として名の知れた名所で南禅寺にほど近いのでセットで訪れる方が多いようです。
紅葉の時期の拝観料はほかのお寺と比べると高いのですが、ここは高い拝観料を払ってまで入ることをお勧めします。
総門をくぐれば約3000本の紅葉が境内に広がり、赤、黄、オレンジと色鮮やかさに目を奪われ圧倒されます。
真っ赤な紅葉はほかの場所で観た紅葉と違うのではないかと思うほど赤の色が違って見えるようです。
阿弥陀堂の中に「みかえり阿弥陀」様がおられ、体は正面を向いているのですがお顔は左側を向いておられます。
そのような阿弥陀様は初めてで、永観堂に行った際は是非忘れずに観ることをお勧めします。