フレーザー島は、オーストラリア・クイーンズランド州に位置する島で、砂島としては世界で最大の島です。
ユネスコ世界遺産にも登録されたこの島には自然の美しさが満ち溢れています。そんなフレーザー島の魅力についてご紹介します。
マッケンジー湖/フレーザー島/オーストラリア
フレーザー島の中心より少し南下した場所にあるのがマッケンジー湖です。
初めて訪れた人は海じゃないのかと思ってしまうほど青く透き通った美しい湖です。
砂浜も真っ白でまるでビーチのような開放感に溢れている一方で、すぐ近くには木々が立ち並んでいるので凄く大きな池のような少し不思議な光景です。
観光客も多く、中には水着に着替えて湖を泳いでいる人の姿も見受けられます。
ピクニックエリアもあるので、こんな美しい場所でお弁当を食べるなんて最高です。
75マイルビーチ/フレーザー島/オーストラリア
フレーザー島が誇るこの75マイルビーチは距離にして約100kmも続く直線のビーチです。
ビーチの端から海岸沿いを眺めると、水平線と地平線の中心に白い砂浜が一直線に伸びていて自然の雄大さを感じます。
4WDの車で砂浜を疾走できるツアーや、プロペラ機で上空から景色を楽しめるツアーもあります。
波打ち際を車で走るなんてなかなかできない体験です。
砂浜の途中には難破船があり、かなり有名な撮影スポットとなっているので、一度立ち寄ってみてください。
ハービーベイ/フレーザー島/オーストラリア
フレーザー島の中でも有名なサンセットスポットです。海岸から海に向かって長く伸びる桟橋が特徴的な場所です。
桟橋の先端まで歩いて行けば、360度の海を見渡すことができます。サンセットがロマンチックなハービーベイにはカップルの姿も多く見られます。
その他にもホーエルウォッチングのツアーが有名で、野生のクジラを間近で観察できるなど貴重な体験もできます。
テレビや写真で見るクジラとは違い、とても迫力があって思い出に残ること間違いなしです。
セントラル・ステーション/フレーザー島/オーストラリア
フレーザー島にある豊富なアクティビティの拠点とも言える場所がセントラル・ステーションです。
海や湖といった水の印象の強いフレーザー島ですが、熱帯雨林の散策も有名です。
ここでは日本の自然の中では見られない木々や、野生のディンゴやワラビー、野鳥などといったオーストラリア特有の動植物も見ることができるので、写真好きやハイキング、キャンプが好きな人まで楽しめます。
透き通った川も流れていて、水遊びをする家族連れの方が多いです。
ティワーカラーサンド/フレーザー島/オーストラリア
フレーザー島の砂の島としての長い歴史を見ることが出来る場所がこのティワーカラーサンドです。
白色や赤色、黄色、茶色など色とりどりの砂の層を見ることができます。
4万年以上という莫大な年月をかけて蓄積された高さ200メートルにも及ぶ砂の層は細かく色分けすると、その種類は72色にもなるそうです。
まるで人間が岩場に絵の具で色付けをしたかのような美しい光景です。岬をさらに進むとレインボービーチに行くこともできます。