鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市に位置する古代からの信仰を集める神社で、関東地方でも特に注目されるパワースポットとして知られています。この神社には、どのような神様が祀られているのでしょうか?そして、参拝者にどのようなご利益がもたらされると言われているのでしょうか?この記事で、鹿島神宮の深い歴史とその魅力を紐解いていきます。
鹿島神宮とは
鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市に鎮座する日本最古の神社の一つで、創建は紀元前660年と伝えられています。初代天皇である神武天皇によって創建されたこの神社は、関東の有名なお参り「東国三社」の一つとして知られ、全国に約600社ある鹿島神社の総本社として位置づけられています。
鹿島神宮に祀られているのは何の神様?
鹿島神宮には、「雷、剣、地震、相撲の神」として知られる「武甕槌大神(タケミカヅチノカミ)」が祀られています。武甕槌大神は雷神や剣の神としての側面を持ち、地震を鎮める役割も担っています。特に、大ナマズの頭を押さえつける逸話が有名で、その頭を押さえつける「要石」という石が鹿島神宮の境内に存在しています。
武甕槌神(タケミカヅチ) 国譲りの最強武神
鹿島神宮のご利益は?
鹿島神宮は、関東最強クラスのパワースポットとして知られており、勝負運向上、勝利祈願、縁結び、安産祈願のご利益があるとされています。特に、勝負運・必勝祈願のご利益は非常に強力で、多くの著名人が参拝しています。例として、徳川家康が関ヶ原の戦いの前に参拝し、その後の勝利を収めたことが伝えられています。
香取神宮と鹿島神宮の関係は?
鹿島神宮と香取神宮は、関東の有名なお参り「東国三社」の中の二つであり、深い関係性を持っています。
東国三社とは?
東国三社は、関東地方に古くから存在する3つの神社を巡ることを指します。
これは「東のお伊勢参り」とも称され、以下の3つの神社を指します。
鹿島神宮(茨城県)
息栖神社(茨城県)
香取神宮(千葉県)
鹿島神宮樹叢
鹿島神宮の境内には600種以上の木々が自生しており、「樹叢」と呼ばれるこの樹林は茨城県指定の天然記念物にも指定されています。鹿島神宮の持つスピリチュアルなパワーだけでなく大きな木々や足の葉っぱなどが生い茂る樹叢で大自然も感じることができるパワースポットです。
鹿園
鹿島神宮の境内には鹿園があり、約20頭の鹿が飼育されています。鹿島神宮には鹿に関する逸話があり、鹿は「神の使い」として扱われています。
楼門
鹿島神宮の楼門は、日本三大楼門の一つとして知られ、1634年に徳川頼房によって奉納されました。
鹿島神宮宝物館
鹿島神宮には多数の宝物が所蔵されており、その中でも国宝や重要文化財などを展示するのが鹿島神宮宝物館です。
鹿島神宮の要石
鹿島神宮の境内にある「要石」は、武甕槌大神が大ナマズの頭を押さえつけるために使ったとされる石で、地震を鎮める力があるとされています。この要石は、地震の多い日本において非常に重要な存在とされています。
鹿島神宮の奥宮
鹿島神宮の奥宮は、武甕槌大神が天から降臨したとされる場所です。この奥宮は、特に新年の初詣や夏の大祭で多くの参拝者で賑わいます。奥宮は、鹿島神宮で最強のパワースポットとも言われています。
鹿島神宮の無料駐車場
鹿島神宮には、参拝者用の無料駐車場と有料駐車場の両方が設けられています。
また、平日は無料でも休日は有料となる駐車場もあるので事前に確認しましょう。写真の駐車場は徒歩5分の位置にある「参拝者第二駐車場」で、通常は無料となっているそうです。(状況により有料のこともあるのでご確認ください。)
鹿島神宮についての詳細な情報をお伝えしました。この神社は、歴史や伝説、自然の美しさなど、多くの魅力を持っています。是非、一度訪れてそのパワーを感じてみてください。