名古屋市・東山動物園の旅行ガイドです。東山動植物園は名古屋市の市営の動植物園です。料金は中学生以下は無料。
そういったこともあり名古屋市内の小中学生は社会見学などで頻繁に訪れます。
また東山動物園には国内でもここでした見ることのできないという貴重な動物や天然記念動物なども数多く展示されています。
東山動物園/名古屋
東山動植物園は1937年(昭和12年)に開園した名古屋市営の動植物園です。
園内の広大な敷地内には、動物園(本園、北園)、植物園、東山スカイタワー、さらに遊園地まであります。
動物園には人気者のコアラやキリン、大きなゾウから小さなメダカまで500種類を超える動物が展示されています。
また園内には動物の展示のためのさまざまな工夫があり、来園者数は2010~2013年には上野動物園に次ぐ全国第2位の動物園です。
地下鉄東山公園駅の動物園口をあがると正門が見えてきます。また地下鉄星ヶ丘駅からは星ヶ丘門へ行くことができます。
東山動物園のコアラ/名古屋
東山動物園の人気者と言ったらなんといってもやっぱりコアラ。でもそれ以外にも人気者はいっぱいいます。
近年東山動物園ではかわいい赤ちゃんがたくさん生まれています。まずご紹介するのはアジアゾウです。
正門を入ってそのまままっすぐ、右手にインドサイを見ながらさらにまっすぐ歩いてくるとそこには大きなアジアゾウ舎があります。
最初にご紹介するのは2013 年1 月に生まれたアジアゾウの「さくら」です。
アジアゾウはアフリカゾウに比べ体も小さく耳も小さく、顔つきもアフリカゾウよりも優しい顔をしているように思います。
そんなアジアゾウだから赤ちゃんもやっぱりかわいいです。
ソマリノロバ/名古屋
本園をさらに進んでいくと、「ソマリノロバ」を見ることができます。
絶滅危惧動物に指定されていて、しかも日本ではここ東山動物園でしか見ることのできない「ソマリノロバ」はこの機会にぜひ見ておきたいですね。
「ソマリノロバ」を見たあとさらにまっすぐ。
国の天然記念物の「ニホンカモシカ」を見てさらにさらに進んでいくと「ペンギン」「ゴマフアザラシ」そして「カリフォルニアアシカ」のいる海洋ゾーンにやってきました。
ここで見ることができるのは2014 年6月に生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんです。
東山動物園ではカリフォルニアアシカにえさをあげるイベントも開催されています。
大好きな魚を投げ入れ、その魚をアシカがキャッチ!えさをあげるイベントは10月~5月の第3日曜日午後2時から先着70名だそうです。
東山動物園のニシローランドゴリラ/名古屋
続いてご紹介するのは動物園・北園の中心にある類人猿舎からニシローランドゴリラです。
ここでは2012年と2013年に相次いで赤ちゃんが誕生しています。
まずは2012 年11 月に生まれた「キヨマサ」。そして2013年6月2日生まれの「アニー」です。
職員の手によって育てられたアニーは2014年5月からまず母親のアイとの同居を始め、次に10月20日からは父親のシャバーニが合流。
そして2014年11月10日、ようやくネネ、キヨマサ親子とも合流し同居を始めました。
また同じく類人猿舎にいるチンパンジーにも2011年7月に生まれたチンパンジーの「リキ」がいます。
まだ顔や手や耳がピンク(肌色)のリキですが、大人になると黒くなるんだそうですよ。
東山動物園のコツメカワウソの赤ちゃん/名古屋
続いては北園の奥、自然動物館からです。自然動物館にはカメの仲間やワニ、トカゲ、ヘビなどの仲間のは虫類、サンショウウオの仲間やカエルの仲間の両生類、そしてコツメカワウソやキンカジュー、フタユビナマケモノ、ルーセットオオコウモリ、スローロリスなどの夜行性の動物たちの展示がされています。
その中からご紹介するのが2014年8月26 日に生まれた「コツメカワウソ」の赤ちゃんです。
コツメカワウソはカワウソの仲間で一番身体の小さい種類です。大人でも体長は40~65cmほど。赤ちゃんの時には毛もふわふわでさらにかわいいですね。
他にもまだまだかわいい動物たちがたくさんの東山動物園。
なお、今回ご紹介した赤ちゃんや子供たちですが、動物の体調などにより見ることができない場合もあります。
またエサやり体験などについても事前に公式サイトなどでご確認ください。