太宰府天満宮とは
太宰府天満宮は福岡県太宰府市宰府にあり、学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。平安時代、政争により失脚してこの地で亡くなった菅原道真のために建てられた廟所がそのはじまりです。境内には道真が好きだった梅が多く植えられており、九州きっての観光地となっています。毎年の初詣には200万人以上の参拝客が訪れるほか、受験シーズンには日本全国の学生たちが合格祈願に訪れます。参道にはさまざまな土産物やグルメを売るお店が建ち並んでいます。
太宰府天満宮の観光の魅力
太宰府天満宮は県庁所在地の福岡市の中心部からマイカーや電車で20分程度とアクセスもよく、古代から九州地方の政治や外交の拠点だったことから、歴史と風情を感じさせるさまざまな観光スポットが集まっているのも魅力です。学問の神様への合格祈願はもとより、初春には満開の梅の花を愛でるのもよいでしょう。駅から続く参道沿いにはさまざまなお店がありますので、ちょっとしたスイーツやグルメを求めて旅をする楽しみもあります。
太宰府天満宮の参道グルメ 梅ヶ枝餅 食べ歩きにももってこいの和風スイーツ
九州の太宰府天満宮といえば、お土産の定番として知られる梅ヶ枝餅は外せません。梅ヶ枝餅は小豆あんが入った薄皮の餅を鉄板で焼き、中心に梅の文様を刻印したものです。これは菅原道真が左遷されて意気消沈していたときに、地元の老婆が差し入れて以来、道真の好物になったと言い伝えられています。参道にはこの梅ヶ枝餅を店頭で焼いて参拝客に提供している店舗も多くみられます。特に焼き立てはパリッとした食感が楽しめますので、食べ歩きにももってこいの和風スイーツです。
太宰府天満宮の参道グルメ 太宰府バーガー テイクアウト
太宰府天満宮の参道には梅ヶ枝餅のほかにもさまざまなお土産物やグルメを扱うお店がありますが、全国から訪れる修学旅行生にも特に人気が高いのが太宰府バーガーです。いわゆるご当地バーガーのひとつで、店内のカウンター席が使えるほか、テイクアウトで食べ歩きもできるようになっています。ジューシーで大ぶりな鶏の唐揚げとたっぷりの野菜に、名物の梅と自家製タルタルソースの風味がマッチして絶品のおいしさとなっています。