ペナン島・ジョージタウンで、アートと食を堪能の観光プラン!

ジョージタウンは、2008年に世界文化遺産に登録された、マレーシアのペナン島にある地区です。

イギリス植民地時代のコロニアル調の建物や、マレーと中華の融合「プラナカン」様式の屋敷などを堪能することができます。

ペナン島・ジョージタウンの街中に隠れた茶目っ気のあるアートを探してもいいですし、屋台にもトライしても楽しめる観光プランを紹介します。

セントジョージ教会/ジョージタウン、ペナン島(マレーシア)

ジョージタウンの観光の最初に訪れたいのが、真っ白い建物がひときわ目をひく「セントジョージ教会」です。

ジョージタウンのランドマーク「コムタ・タワー」からCATと呼ばれる無料バスで行けます。

私が行ったときは礼拝に来た人でごったがえしており、中を観光することはできませんでしたが、タイミングが合えば中に入れるようですよ!

この近くには「ローマカトリック大聖堂」「ペナン高等裁判所」など、美しいコロニアル調の建物がいくつかありますので、併せてチェックしてみてくださいね。

チョンファッツィ・マンション(ブルーマンション)/ジョージタウン、ペナン島(マレーシア)

「チョンファッツィ・マンション」は、別名「ブルーマンション」と呼ばれ、当時の大富豪だったチョンファッツィが1880年に建てたプラナカン様式のお屋敷です。

プラナカンとは、ざっくりいうとマレーと中華の融合した文化のことをいいます。

中は自由に入れる訳ではなく、1日3回行われるガイドツアーに参加する必要があります。

ちょっと早めに行ってチケットを買っておき、再度訪問する必要がありますが、ガイドさんはこの建物について、そしてジョージタウンについてとても詳しいので、中身の濃い説明を聞くことが出来ました。

申し込んだ甲斐がありました。

テーブルセットや食器棚、窓にはめ込まれたステンドグラスなどとても美しく、見ていて飽きません。

お屋敷は風水をもとに考えられた建築となっており、特に中庭はパワースポットになっています。

ガイドさんから教わりながら、私もパワーのお裾分けを頂きました。

予算と時間に余裕があればここは宿泊することもできます。宿泊者限定の美しいエリアに入れますので是非チェックしてみてください。

クラーク・ストリート クェイチャオ・トゥン・ストール/ジョージタウン、ペナン島(マレーシア)

ペナンにはレストランの他、写真のようなストール(屋台)がいくつもあります。

私のおすすめはクラーク・ストリートに午前中〜14時ごろまでオープンしているこの屋台です。(火曜日は休み)

確認したわけではないのですが、家族で経営しているようで、おじいちゃんおばあちゃんが下ごしらえ、お父さんとお母さんが調理しているように見えました。

せっせと働く動きがとても絵になります。

オーダーした「クェイチャオ・スープ」は透明なスープと麺、自家製ミートボールなどが入っており、とっても美味しかったです。

レバーと思われるものも入っており朝からスタミナがつきそうです。

壁画/ジョージタウン、ペナン島(マレーシア)

ジョージタウンのもう一つのお楽しみ、それは街中に隠れたアートを探し出すことです。

ジョージタウンの町並みを損なわないように、かつ茶目っ気のあるアートが潜んでいます。

私のお気に入りは写真のブランコのアート。男の子と女の子がまさにブランコで遊んでいるように見えますが、これは壁画。

ブランコは本物です。左のブランコのところに立って写真をとれば、あなたもアートの一部になれます。

壁画だけでなく、太めの黒い針金を使って描き、背景の白い壁から浮き出て見える「ワイヤーアート」もあります。

101匹の子猫たちを探せ!/ジョージタウン、ペナン島(マレーシア)

2013年、ジョージタウンに新しい楽しみが増えました。その名は「101 ロスト・キトゥンズ・プロジェクト」。

アートを通して、野良猫たちを助け、飼うことの大切さを訴えるプロジェクトです。

数ある猫アートの中で私が見つけられたのはほんのわずか...その中でも一番大きいものがこの写真の壁画です。

猫のぬくもりまで感じられそうなアートですね。

よく見ると...左端には、針金と毛糸のようなもので形作られた猫が数匹。まるで生きているように配置されています。

しばらくの間、見ほれてしまいました。