
静岡県伊東市・伊豆高原に、毎年冬から夏にかけて登場する幻想的な夜の楽園があります。その名も「伊豆高原グランイルミ」。ウォーカープラスのイルミネーションランキングで9年連続1位に輝き続ける、日本最高峰のイルミネーションイベントです。
グランイルミが他のイルミネーションと大きく違うのは、「見るだけ」では終わらないところです。光に彩られた広大な公園の中で、ローラー滑り台やトランポリン、スリル満点のアトラクションまで楽しめる「体験型」のイルミネーションとして、家族連れにもカップルにも絶大な人気を誇っています。
この記事では、実際に訪れた体験をもとに、グランイルミの見どころや楽しみ方、気になる料金・アクセス情報までを詳しくご紹介します。伊豆高原への旅を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
伊豆高原グランイルミとは

伊豆高原グランイルミ(GRANILLUMI)は、静岡県伊東市の伊豆ぐらんぱる公園で開催される日本初の体験型イルミネーションイベントです。昼間は遊園地とテーマパーク・公園が融合した施設として人気ですが、夜になると幻想的なイルミネーションに彩られた別世界へと変身します。ただ眺めるだけのイルミネーションとは一線を画しており、ライトアップされた空間の中でアトラクションや大型滑り台、トランポリンなどでも遊べるのが最大の特徴です。
2015年に伊豆ぐらんぱる公園の開園50周年を記念してスタートし、2025〜2026シーズンはいよいよ11回目となる11thシーズンを迎えました。ウォーカープラスのイルミネーションランキングで9年連続1位を獲得した実績を誇り、子どもから大人まで、そしてカップルも家族連れも、みんなが思い思いのスタイルで楽しめる場所として多くのリピーターを生み出し続けています。
2025〜2026シーズンの開催情報
開催期間と営業時間

2025〜2026シーズンの開催期間は2025年11月7日(金)から2026年8月31日(月)までです。冬だけでなく春・夏にも楽しめる長期開催が、グランイルミの大きな魅力のひとつです。
| 期間 | 営業時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 1月6日〜2月28日 | 17:00〜21:30 | 最終入園20:45 |
| 3月1日〜4月24日 | 18:00〜21:30 | 最終入園20:45 |
| 4月25日〜5月6日(GW) | 18:30〜21:30 | 最終入園20:45 |
| 5月7日〜8月31日 | 18:00〜21:30 | 最終入園20:45 |
4月6日〜7月17日の期間は土日祝のみの営業となります。平日にご訪問を検討している場合は、事前に公式サイトで営業日を必ずご確認ください。天候によって休業となる場合もあります。
グランイルミは昼夜入れ替え制のため、昼間のぐらんぱる公園とは別の営業時間で運営されています。日中の公園営業終了後に一旦入れ替えが行われ、グランイルミとして改めて開園するスタイルです。写真は2026年8月、グランイルミの開園直後・17時ごろの様子です。この時間帯はまだ空が明るいですが、18時を過ぎると徐々に暗くなり、イルミネーションが輝きを増していきます。
入園料金
| 区分 | 平日 | 土日祝・繁忙期 |
|---|---|---|
| 中学生以上(大人) | 1,800円 | 1,900円 |
| 小学生 | 1,000円 | 1,100円 |
| 幼児(4歳以上) | 500円 | 500円 |
小学生以下は保護者の同伴が必要です。アソビューなどの前売りWEBチケットを利用すると最大200円の割引が受けられます。当日券売り場の待ち時間短縮にもつながるため、事前購入がおすすめです。
アクセス方法
電車でお越しの方は、熱海駅からJR伊東線で伊東駅へ、伊東駅から伊豆急行線に乗り換えて伊豆高原駅へ向かいます。伊豆高原駅から東海バスでぐらんぱる公園バス停まで約20分、タクシーを利用する場合は約10分です。グランイルミの営業時間帯はバスが運休している場合があるため、事前に時刻表の確認をおすすめします。
お車の場合、関東方面からは東名自動車道厚木インターを経由して国道135号線で約85キロ、関西方面からは東名自動車道沼津インターから伊豆縦貫道・伊豆中央道・修善寺経由で約55キロです。
駐車場について
ぐらんぱる公園の駐車場は日中は有料ですが、グランイルミの時間帯は無料で利用できます。ゲートのバーが上がった状態で開放されており、駐車券の発行等もなくスムーズに入場できます。隣接する「伊豆高原 旅の駅」の駐車場と場所が近いため、入口をお間違えないようご注意ください。なお、両駐車場はつながっているため、万一間違えてしまっても移動できます。
昼間のぐらんぱる公園と夜のグランイルミの違い

初めてグランイルミを訪れる方が知っておきたいのは、グランイルミはあくまでぐらんぱる公園の夜間営業として実施されているということです。別の施設が独立して運営しているわけではなく、昼間の遊園地・公園としての営業に夜のイルミネーション演出が加わったものとイメージしていただくとわかりやすいでしょう。

広大な公園全体がイルミネーションで彩られる夜のマップを見ると、一目瞭然です。夜間でも各種遊具が利用できる点がグランイルミ最大の特徴で、単なる鑑賞型のイルミネーションとは異なる、参加・体験型の楽しさがここにあります。
グランイルミの見どころと体験談
17時ごろ入園した段階では周囲はまだ明るく、イルミネーションの雰囲気はこれからという状態です。入場直後に園内の全体像を把握しておくと、後で効率よく楽しめます。滑り台の場所、恐竜エリアの位置、名物のシャボン玉演出が行われるエリアなどを最初に確認しておきましょう。

夜のトランポリンで大はしゃぎ
入口から左方向に進んだ遊具・迷路エリアで特におすすめなのが、トランポリンです。

昼間のぐらんぱる公園では順番待ちが発生しやすいトランポリンも、グランイルミの夜の時間帯では比較的空いていることがあります。暗くなってくると解放感がさらに高まり、大人も子どもも周囲を気にせずに思いきり楽しめるのが夜ならではの醍醐味です。

複数箇所に設置されているため、空いているタイミングを見計らえば家族みんなで並んで楽しめます。イルミネーションに包まれた夜空の下でのトランポリン体験は、昼間とはひと味違う特別な楽しさがあります。
シャボン玉と光と音楽の共演「バブルファンタジーショー」
グランイルミの代名詞ともいえる「バブルファンタジーショー」は、音楽に合わせてイルミネーションが輝きを変える「光と音のショー」です。園内3か所の会場で10分間隔に開催されており、何度でも楽しめます。開園から20時までの「ミュージックタイム」は音楽と光のコラボレーションを、20時から閉園までの「サイレントタイム」は静かな光の世界をそれぞれ楽しめます。
ただ眺めるだけでなく、無数のシャボン玉が舞い散る中に飛び込んで体験できるのがこのショーの大きな魅力です。お子さんたちはシャボン玉を夢中で追いかけてはじけさせたり、光の中を走り回ったりと大興奮。薄暗い夜の空間というだけで子どもたちのテンションが上がるのも、グランイルミならではの演出効果といえます。

最初の回は17時30分ごろにスタートします。この時間はまだ外が明るい状態ですが、シャボン玉と光のコラボレーションはそれはそれで美しく、時間を追うごとに周囲が暗くなっていく中でショーを何度か体験すると、光の見え方の変化も楽しめます。

光の中でローラー滑り台を楽しもう

ぐらんぱる公園で昼間も大人気のローラー滑り台は、グランイルミの夜の時間帯でもローラー滑り台を利用できます!イルミネーションに彩られた滑り台は昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気で、高台から輝く光の景色を眺めながら滑り降りる体験は、ここでしか味わえない特別なものです。

お尻に敷くクッション(ビート板型)が無料で貸し出されており、コツをつかむまで多少時間がかかりますが、慣れてくるとどんどん楽しくなってきます。夜に外で滑り台を滑るという非日常体験は、大人になってもなかなかできないもの。実際に訪れた日は比較的すいていたため、ほぼ滑り放題で楽しめました。
きらめく夜空を疾走するナイトアトラクション

光の海を空中から一望しながら疾走するアトラクションは、グランイルミでしか体験できない感覚です。ほかにも空中自転車の「スカイサイクル〜極空〜」、浮遊感を楽しむ「エアバルーン」「ナイトバルーン〜バブリィ・ザ・ナイト〜」、優雅に回る「メリーゴーランド」など、夜ならではのナイトアトラクションが充実しています。これらのアトラクションは入園料とは別料金となっています。
夜の恐竜は大迫力

グランイルミには、リアルな恐竜がいます。

細部まで精巧に作られた恐竜の模型が、暗闇の中で動き、鳴き声を発する様子は想像以上のインパクトがあります。昼間なら作り物とわかる細部も、夜の暗さの中では見えにくくなり、よりリアルな存在感を放ちます。
小さなお子さんが本物と思って驚いてしまうこともあるかもしれませんが、それもまた家族の良い思い出になりそうです。鳴き声も夜の静けさの中でよく響き、思わずびっくりしてしまうほどです。
カップルにも人気!ピンクにライトアップされた神社

カップルで訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしいのが、ピンク色にライトアップされた神社です。恋愛成就にご利益があるともいわれており、二人でお参りするのもグランイルミならではの体験です。独特の幻想的な雰囲気が漂うスポットで、記念写真を撮るのもおすすめです。
夜でもアスレチック・遊具で思いきり遊べる

グランイルミでは、ローラー滑り台以外にも各種アスレチック遊具が夜でも利用できます。ボールの上を渡るものや各種滑り台など、照明が設置されているため安心して楽しめます。日中は小さなお子さんで賑わうエリアも、グランイルミの時間帯は比較的すいていることが多く、ゆったりと利用できます。

クライミングウォールも設置されており、友人同士やカップル、家族でチャレンジしても盛り上がります。夜の薄暗さの中でのクライミングは、昼間とはひと味違う楽しさがあります。
観光でグランイルミを楽しむための宿泊ポイント
グランイルミは17時から始まるため、宿泊とセットで計画する際は夕食の時間帯との兼ね合いに注意が必要です。伊豆高原周辺は温泉地として発展してきたエリアで、夕食・朝食付きの旅館や温泉ホテルが多く、一般的なプランだとグランイルミの開園時間と夕食が重なってしまいます。
グランイルミと宿泊を組み合わせたい場合は、素泊まりプランや夕食なしのプランが選べるホテル・旅館を探すのがポイントです。伊豆高原周辺にはビジネスホテルのような低価格帯の宿泊施設は多くないため、早めに予約サイトで条件を絞って探すことをおすすめします。夕食は伊豆高原駅周辺のレストランで早めに済ませてから向かうスタイルが、スムーズで充実した旅程につながります。
伊豆高原の周辺観光スポット
伊豆高原はグランイルミ以外にも魅力的な観光スポットが豊富なエリアです。昼間の観光をたっぷり楽しんでから夜のグランイルミへ流れる、充実した旅程を組んでみましょう。
スリルと絶景の磯歩き「城ヶ崎海岸」

城ヶ崎海岸は、溶岩が海に流れ込んで形成されたダイナミックな磯が続く景勝地です。整備されたハイキングコースを歩きながら大迫力の断崖絶壁と打ち寄せる波を楽しめ、吊り橋からの眺めも見事です。軽いハイキング感覚で潮風と海の景色を満喫できます。昼間は城ヶ崎海岸を歩いて散策し、夕方からグランイルミへというコースは、伊豆高原を存分に楽しむ王道プランとしておすすめです。
カピバラの露天風呂でおなじみ「伊豆シャボテン動物公園」

グランイルミが開催される伊豆ぐらんぱる公園の系列施設として、すぐ隣に伊豆シャボテン動物公園があります。カピバラの露天風呂が全国的に話題になったことで有名で、世界最大級のサボテンコレクションと動物たちが共存する独特の世界観が人気です。昼間はシャボテン動物公園で動物と触れ合い、夕方からぐらんぱる公園のグランイルミへ移動するのが、伊豆高原の王道の楽しみ方です。
伊豆高原のシンボル「大室山」

伊豆高原のシンボルともいえる大室山は、標高580メートルのお椀を伏せたような形が特徴的な火山です。山頂へはリフトで約6分、頂上からは伊豆の海と山々を一望できる絶景が広がります。毎年2月に行われる「山焼き」では、山全体が鮮やかな緑の草原に再生される光景が春の風物詩として親しまれています。周辺にはアーチェリーや公園も整備されており、ファミリーでの散策にもおすすめです。
温泉と地元グルメも伊豆の楽しみ

伊豆高原周辺には旅館や温泉ホテルが多く、伊東温泉エリアの日帰り温泉施設も充実しています。グランイルミを楽しんだ後は温泉でゆったりと旅の疲れを癒すのが伊豆スタイルです。食事面では新鮮な地魚を使ったお刺身や海鮮丼が名物で、伊豆高原駅周辺にも地元食材を活かしたレストランやカフェが多数あります。伊豆名産のわさびを使った料理はお土産にも喜ばれます。
カップルにおすすめのデートプラン
夕暮れから夜へ流れるデートコース
まず夕方に伊豆高原駅周辺で早めの夕食を済ませ、開園時間に合わせてグランイルミへ向かうのが定番のコースです。入園直後はまだ明るい時間帯のため、全体の見どころを把握しながらアトラクションを楽しみ、徐々に暗くなっていく中で光の演出がどんどん輝きを増す様子を楽しめます。
20時以降の「サイレントタイム」は音楽が止まり、静かな光の世界が広がります。きらめく光に二人で包まれる時間は格別のロマンチックさです。帰りに伊豆高原の温泉に立ち寄って疲れを癒してから帰路につくのが、伊豆高原デートの理想的な締めくくりといえます。
1泊2日の宿泊プランの活用
1泊2日で訪れる場合は、露天風呂付き客室のある旅館やリゾートホテルなど、伊豆高原には特別感ある宿泊施設が揃っています。グランイルミは17時スタートのため、夕食時間との兼ね合いを宿泊予約の段階から確認しておくことが重要です。翌日は大室山やシャボテン動物公園、城ヶ崎海岸など昼間の観光スポットをゆっくり回るのがおすすめです。
首都圏から特急「踊り子」を使えば、伊豆高原まで約1時間30分とアクセスしやすいのも魅力です。気軽に小旅行気分が楽しめる距離感で、日常から少し離れた特別な時間を過ごせます。
訪れる前に知っておきたい豆知識
服装と持ち物
グランイルミは屋外で楽しむイルミネーションイベントです。夜になると気温が下がるため、季節に合わせた準備が大切です。冬から春にかけての時期はコートやジャケット、マフラーなど防寒グッズをしっかり用意しましょう。夏の開催時期(5月〜8月)は日が落ちても蒸し暑い日があるため、飲み物の持参や薄手の羽織りものがあると安心です。園内は照明がありますが足元が暗い箇所もあるため、歩きやすいスニーカーでの来場をおすすめします。
混雑を避けるコツ
グランイルミは年間を通じて人気が高く、土日祝・年末年始・ゴールデンウィーク期間は特に混雑します。平日の早めの時間帯に訪れると比較的ゆっくり楽しめます。4月から7月中旬の平日は休業日となっているため、訪問前に公式サイトで営業日を必ず確認してください。前売りチケットの事前購入で当日の券売り場待ち時間を短縮できます。また、グルメアプリやマップアプリの混雑予測機能を活用して比較的空いている時間帯を狙うのもひとつの方法です。
9年連続1位を獲得し続ける理由
グランイルミがウォーカープラスのイルミネーションランキングで9年連続1位に輝き続ける背景には、毎シーズン新しいアトラクションや演出を加え、常に進化を続ける姿勢があります。「見るだけでなく体験する」というコンセプトは他のイルミネーションとの明確な差別化になっており、一度訪れた人がまた来シーズンも来たくなる仕掛けが随所に施されています。子どもから大人、カップルから家族連れまで幅広い層が一緒に楽しめる間口の広さも、長年愛され続ける理由のひとつです。
関連記事:【体験談】伊豆高原グランイルミ2026 ぐらんぱる公園のイルミネーションは見るだけじゃなくめっちゃ遊べる!
まとめ
伊豆高原グランイルミは、光を眺めるだけにとどまらない日本初の体験型イルミネーションとして、毎年多くの来場者を魅了しています。シャボン玉と音楽のショー、ローラー滑り台、トランポリン、ナイトアトラクションなど、夜ならではの体験が詰まった一夜は、ファミリーにもカップルにも忘れられない思い出になるでしょう。
2025〜2026シーズンは2025年11月7日から2026年8月31日まで開催中です。前売りチケットを活用し、営業日・時間を事前に確認した上でお出かけください。最新情報は伊豆高原グランイルミ公式サイトでご確認ください。
