栃木県下野市の桜の名所「天平の丘公園(てんぴょうのおかこうえん)」
栃木県下野市にある天平の丘公園の観光ガイドです。
天平の丘公園へのアクセスは、JR東北本線(宇都宮線)「小金井駅」から車で約10分。
車でのアクセスは栃木ICから約12km、または壬生ICから約10km。
天平の丘公園内では3月下旬から4月下旬頃まで、淡墨桜、滝桜、石割桜、山高神代桜、ウコン桜など、470本の桜が次々に咲き見事です。
天平の丘公園の桜は色や形が様々!
天平の丘公園淡墨桜、滝桜、石割桜、山高神代桜、ウコン桜など品種も様々な桜の花が咲きます。
写真を見ていただくとわかりますが、桃色の桜、薄紅色の桜、黄緑がかった色の珍しい桜も同時に見ることができます。
花弁は一重も八重もあり、これもまた天平の丘公園の花見の魅力ですね。
桜の花を見るだけでなく、天平の丘公園では広大な庭園、子ども向けのミニSLや、遊具、おしゃれなランチなど老若男女問わず楽しめる人気スポットになっています。
八重桜の咲く4月の花見シーズンは「天平の花まつり」を開催
天平の丘公園では、4月の花見シーズンに合わせて「天平の花まつり」を開催しています。
期間中、地元の商店約25店舗が出店し、ステージでの歌謡ショーやキャラクターショー、坊っちゃん列車やミニ新幹線の運行などもあり、家族連れで楽しめる催しがいっぱいのお祭りです。
特設ステージが設置され、カラオケ大会やイベントが開催されます。公園内にレジャーシートを広げて、屋台で買ったご飯をみんなで食べながらの花見もできます。
天平の花まつりの屋台は地元の商店が中心 唐揚げ・鮎の塩焼き・じゃがバターがうまい!
天平の花まつりでは、地元の商店が中心に屋台飯を提供しています。
やきそばや豚汁はもちろん、鮎の塩焼き、鶏のから揚げ、じゃがバター、おこわなどのメニューは本格的!
栃木の名物である鮎は格別です。夏のお祭りの屋台メニューとはまた違い、天平の花まつりならではのおいしい屋台が魅力です。
天平の丘公園の敷地内は歩きやすいようになっています。上の写真にある道には、天平の花まつりのときには坊っちゃん列車という遊覧バスが運行し、公園内をゆったりと回ります。
天平の丘公園の桜は、八重桜が美しい!
天平の花まつりが開催される4月中には、八重桜が見ごろを迎えます。ソメイヨシノも綺麗ですが、ふんわりと膨らんだボリュームある八重桜の花はとても美しくかわいらしいです。
栃木県内でも天平の丘公園の桜は有名です。
天平の丘公園は散策にも最適!デート・ファミリーでも!
天平の丘公園内は桜の木がたくさん植えてある庭園エリアと、樹木が中心のエリアがあります。
散歩コースには舗装された道、舗装されていない道もありますが、比較的足元が整備されている中をゆったりと自然を感じながら歩けます。
公園内の子宝橋には、野良猫がお昼寝していました。犬の散歩の方もいました。
栃木県下野市の天平の丘公園には紫式部のお墓(?)がある
栃木県下野市の天平の丘公園には紫式部のお墓(?)や古墳があります。環境庁・栃木県が設置した「紫式部の墓」という立て看板もあるため、それなりの根拠がありそうです…。
この塔は五輪の塔で鎌倉時代の様式であり、この地方の豪族が供養塔として建立したものと言われています。同じ様式の塔が数多く建立されたものと思われ、ここより約1km北にある国分寺(下野国分寺跡とは別)薬師堂のそばにもあります。はじめ姿川沿いにありましたが、明治初期にここに移されました。この付近は「紫」という地名であることから、源氏物語の作者である紫式部の墓と言われるようになったと思われます。
引用:紫式部の墓 立て看板より
※一般的に言われている紫式部の墓は京都にあります。
天平の丘公園内 デリカカフェ 10 picnic tables
2018年4月7日(土)に天平の丘公園内に「デリカカフェ 10 picnic tables」がグランドオープンしました。
常時10種類のお惣菜が並び、好きなものを選んでテイクアウトする形式の飲食店です。
店舗前には、古民家コミュニティシェアスペースの「夜明け前」があり、購買したお惣菜を持ち込んでランチできちゃいます。
「夜明け前」は古民家好きやレトロな内装が好きな方には魅力的なスペースです。
今回の記事では、天平の丘公園で4月に行われる花祭りの時期の紹介を中心にしましたが、11月第1日曜日に天平の芋煮会で3000人分の大鍋の芋煮イベントがあります。