恋人達の公園 ペルーの首都リマの海岸でゆっくりデート

ペルー・リマにある恋人達の公園の旅行ガイドです。マチュピチュやナスカの地上絵などペルー観光へ向かう際、ゲートウェイとして首都リマに立ち寄る方も多いはず。

リマに1日滞在する機会があるなら、是非オススメなのが、恋人達の公園です。

恋人達の公園はリマ市の新市街地ミラーフローレス地区にあり、旧市街セントロからバスで30分ほど。

ミラフローレス地区/リマ

リマ市はスペイン植民地時代の歴史建造物のある旧市街地セントロと、新市街地のミラーフローレス地区とサン・イシドロ地区があります。

ミラフローレス地区は海岸沿いにある高級住宅地のなかにあり、落ち着いた雰囲気があります。

海岸沿いにはオープンカフェやレストランやショップがあり、高台からは太平洋が一望できます。

リマ中心地の人ごみの多さから少し離れたいと思った時に、ゆっくり散歩する場所としてオススメのロケーションです。

恋人達の公園/リマ・ペルー

公園内に入ると、まず目に入るのが、抱き合った恋人の大きなモニュメント。

花壇が広がった中からせり上がった台の上に、抱え込むようにがっちりと抱き合ったカップル。

近寄らなければ顔を拝むことができないくらいの抱き合いっぷりです。現地名はParque del Amor。

その名のとおり愛の公園にふさわしいモニュメントです。日本の公園ではなかなか見れないモニュメントの大胆さは、南米の恋愛スタイルのストレートさを感じました。

デートスポット/恋人達の公園・リマ

デートスポット/恋人達の公園・リマ

公園からは太平洋を眺めるロケーションにあるので、カップルたちのデートスポットとしてぎわっていました。

また、恋人達の公園のあるミラフローレス地区は海沿いの高級住宅街なので、ランニングをする人や犬の散歩にきたマダムなど、裕福な市民の憩いの場所という印象があり、旧市街セントロとはまた違った雰囲気があります。

公園の周りには海を望むテラス席のあるレストランやオープンカフェが並び、セントロにある露天通りとの違いにびっくりしました。

高台から望む太平洋/恋人達の公園

高台から一望できる太平洋は一度は見ておきたいスポット。私が訪れた時はちょうど冬の時期の7月。

リマの冬は霧が多く、どんよりと曇った天気が続く時期のようで、恋人達の公園を訪れた時も空は曇りの天気でした。

しかし、高台にある公園から眺む海を見れば、天気の悪さも忘れてしまいます。

街中は建物や人ごみが視界をずっと被っていましたが、前に広がるのは一面の水平線だけという開放感。

はるか先の水平線から、またさらに地球半周した国から来たんだ!と体感しました。

恋人たちの公園にはパラグライダー体験も!

海を眺めていると空にはあちらこちらにパラグライダーが目に入ります。

「なぜリマの街中にパラグライダーが?」と不思議な感覚になりますが、崖のようになっている高台を利用してパラグライダーを楽しんでいるようです。

てっきり地元のパラグライダー好きが仲間内で楽しんでいるのだろうと思っていましたが、10分で150ソル(US$55)という看板が。

どうやら、パラグライダー体験ができるようです。私は高所恐怖症のためトライしませんでしたが、希望の方は空中浮遊体験もできます。

もしリマに少し滞在する機会がありましたら、恋人達の公園まで足を伸ばして、海を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのもいいですよ。