おとぎの国のお城を見るライン川くだりとゴシック建築の最高峰ケルン大聖堂のドイツ観光ガイドです。
フランクフルトから出発し、ライン川をくだってコンブレンツまで行くという1日観光プランです。
お城がおとぎ話やファンタジー映画に出てくるようなものばかりで、ゆっくりと進む船の上でタイムスリップしたような気分になりました。
フェリーからの眺め
ドイツに行てやってみたいことはライン川を船で下るというものです。ライン川沿いうには多くの古城が点在し、美しい光景が広がっています。
1日観光ということで、フランクフルトから、船乗り場であるマインツに列車で行き、そこからコンブレンツまで川を下ります。
その後、列車に乗りさらに北部にあるケルン大聖堂に向かうという計画を立てました。
歴史的な建物を見ることが大好きな私はこの計画に胸を躍らせました。
KDラインの船着場 ライン川
出発はフランクフルトです。朝列車に乗りマインツを目指しました。
マインツのライン川に面したKDラインの船着場から、コブレンツ行きのライン川下りの観光船に乗り込みます。
船着場はマインツ駅から少し歩いた場所にあります。
ちなみにこのKDラインの船会社によるライン川くだりはドイツの例いるパスを持っていれば、そのパスで乗り込むことができます。
乗船前に係員に提示するだけです。実際船に乗り込むと、多くの団体旅行客でいっぱいでした。
一人旅をしているのは私だけ?と思うほどの人ごみでした。
この船はマインツを出発して、リューデスハイム、ビンゲン、ザンクト・ゴア等に停船しながら、終着のコブレンツに到着します。
ライン川から見える古城
船が出発すると両側にはいくつかの古城が見えてきました。これらの古城ホテルの中にはホテルとして利用されてるものもあります。
泊まってみたいなと思う気持ちでいっぱいでしたが、予算の関係上いつもどおりのホステル宿泊にすることにしました。
お城の数がたくさんありすぎて、どのお城がどのお城かわからなくなってしまいました。
ただすべてのお城がおとぎ話やファンタジー映画に出てくるようなものばかりで、ゆっくりと進む船の上でタイムスリップしたような気分になりました。
ただ、本当に船の上は観光客でいっぱいで、場所取りするのが大変でした。
ヴィルヘルム1世の巨大な騎馬像が
約5時間の乗船のあと、終着のコブレンツに到着しました。
コブレンツモーゼル川とライン川の合流点に位置し、モーゼル川がライン川に注ぎ込む箇所は、ドイチェス・エック(Deutsches Eck、「ドイツの角(かど)」)と称されています。
ここにはドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の巨大な騎馬像があり、台座に登れるようになっています。
一通りコブレンツの町を見て回り、その後列車に乗ってケルン大聖堂を目指します。
ケルン大聖堂
ケルンの駅を出るとすぐに大聖堂が目にはいります。とにかくでかいなというのが感想です。
美しいゴシック様式の建造物は、まさに金字塔といってもいいでしょう。
外見は繊細な装飾で飾られ、歴史の重みを感じさせられました。まずはその美しいデザインを外から鑑賞します。
でかさとその美しさにため息が出てきました。中に入ってみると高い天井に驚かされます。まるで天国に通じているような感じです。
座席に座り、ゆっくりと天井を鑑賞しました。吉良びゃかというイメージはありませんでしたが、重厚さというものを感じさせる聖堂でした。
その後また列車に乗りフランクフルトまで戻りました。