日本三大峡谷の一つとして知られる新潟県十日町市の「清津峡(きよつきょう)」は、川を挟んで巨大な岩壁がV字形に切り立つ大峡谷です。雄大な清津川の急流と岩肌のダイナミックな景観は訪れる人々に感動を与える、新潟を代表する魅力的な観光スポットとなっています。近年リニューアルし、観光トンネルがさらに美しく整備され、芸術的な細工がこらされたトンネルで撮影する写真がインスタ映えするなど若者にも人気です。国の名勝・天然記念物にも指定されています。
新潟県十日町市「清津峡」へのアクセス
清津峡へ車でアクセスする場合関越自動車道「塩沢・石打」ICより
清津峡へ車でアクセスする場合、関越自動車道「塩沢・石打」ICより国道353経由で約25分です。普通車115台、大型バス7台無料の駐車場があります。
清津峡へ電車でアクセスする場合「越後湯沢」駅からバス
清津峡へ電車でアクセスする場合、上越新幹線・JR上越線「越後湯沢」駅より森宮野原行き急行バスで「清津峡入口」停下車、徒歩約30分
清津峡の絶景 夏は涼しく、秋は紅葉、冬も雪景色も
清津峡の絶景スポットまではトンネル内部を歩くため、天気に左右されず、しかも涼しいので暑い夏に観光するには非常に良いスポット、冬の雪の中でも山奥の冬の雪景色という珍しい光景が気軽に見られるという場所です。渓谷の最も美しい季節は秋の紅葉で、例年の見頃時期は10月下旬~11月上旬に見ごろを迎えます。
清津峡への観光用歩道「清津峡渓谷トンネル」
歩道トンネル「清津峡渓谷トンネル」は全長750mの観光トンネルです。3ヶ所の見晴所とパノラマステーションがあり、雄大で壮厳な峡谷美を安全に鑑賞することができます。
インスタ映え!清津峡渓谷トンネルの水鏡と清津峡の大パノラマ
トンネル内部にも現代アート作品を展開。特に終点のパノラマステーションでは、壁にはステンレススチールが張られ、床が沢水に浸されているため、全体が鏡のように周りの景色を映しこんでいます。インスタ映えでたびたび登場する「ユウニ塩湖」のような水鏡とさらにトンネルの壁の鏡のようなスチールに映り込んだ大峡谷、幻想空間が写真好きや学生の旅行などにも大人気です。
清津峡渓谷トンネルは現代的なアートとバリアフリーな作りも魅力
清津峡渓谷トンネルは、観光用に整備されたトンネルであることから、子連れでのベビーカーやお年寄などの足の悪い方がと車椅子で家族連れで訪れるなどのニーズも叶えられる貴重な観光地です。団体ツアーやも多いので、混雑を避けて訪問できるとよりゆったりと清津峡の魅力を堪能したり、思い出の写真を撮ったりできます。
清津峡渓谷トンネルのエントランスでカフェと足湯を堪能
2018年にリニューアルオープンし、入り口にエントランス施設を新設。エントランス施設内には、1階にカフェやお土産販売、2階には足湯があります。
トンネル散策をした後はこちらで足湯に浸かって休憩するのがおすすめです。
時間が許せば、清津峡渓谷トンネルから清津峡温泉も
清津峡は温泉地でもあるので、時間があれば温泉街に立ち寄ってみるのもよい旅になるかもしれません。
清津峡と合わせていきたい新潟の観光ガイド
日本三大峡谷とは?
日本三大渓谷とは、日本でも特に美しい「清津峡(新潟県十日町市)」「黒部峡谷(富山県黒部市)」「大杉谷(三重県多気郡大台町)」のことを指します。