「吹割の滝」まるでナイアガラの滝、群馬を代表する観光地

吹割の滝とは

吹割の滝の写真

吹割の滝とは群馬県沼田市利根町にある滝のことで、高さは7メートルですがその幅が30メートルもあり水によって削られた溶結凝灰岩がつくりだす独特の景観と、大量の水が落ちる姿を楽しめます。吹割という名称は、川の水が溶結凝灰岩や花崗岩を削り、割れ目のある大きな岩が数多くあることから名付けられました。その迫力から、別名として「東洋のナイアガラ」と呼ばれることもあり、国指定天然記念物、名勝として指定されていますし日本の滝百選にも入っています。その迫力のある滝を見ようと全国各地から観光客が訪れる有名な観光地です。

吹割の滝の場所と観光で立ち寄るときの所要時間

吹割の滝に観光で立ち寄るときの所要時間ですが、電車で行くときにはJ群馬県のJR沼田駅で下車してから関越交通バスを使い最寄りのバス停まで45分から50分程度でつきます。さらにバスを降りてから10分ほど歩けばたどり着きます。車で行くときには、関越自動車道の沼田ICで降りてロマンチック街道と呼ばれる国道120号線を進めばおよそ20分でたどり着きます。車を駐める駐車場は無料のところもありますが、条件付きであったり有料となっている所も多いです。

吹割の滝の見どころ

吹割の滝にいくならば、見どころはV字の滝から水が勢いよく落ちていく光景です。東洋のナイアガラと呼ばれるだけあって、その迫力には圧倒されます。また道中には般若岩というまるで口を大きく空けているように見える岩や獅子岩といった奇岩も数多くあり、長い月日をかけて浸食されてしまった岩に、自然の大きな力を感じることができます。奇岩は観瀑台と呼ばれる場所から間近で見物ができますから、最初に案内看板で位置を確認しておきましょう。

吹割の滝観光なら般若岩・浮島観音堂も

吹割の滝観光なら般若岩

吹割の滝を目指す途中は吹割渓谷と呼ばれ、奇岩が連なる岩壁群が目前に広がります。その中でもひときわ迫力があるのが「般若岩」で、岩壁が般若の顔に似ているところからそう呼ばれています。

吹割の滝に観光へ行くなら、上流に150メートルほどのぼったところにある浮島観音堂もぜひ見ておくべきです。平安時代に観音不動毘沙門大師によって作られたお堂で、中には日光東照宮の眠り猫を彫った左甚五郎作の観音像が安置されています。お堂は老朽化のため何度も改修が行われていますが、現在のお堂は最初につくられたときの姿を昭和59年に新築しました。4月になると浮島観音春まつりという行事が行われて、来た人に甘酒が振る舞われます。

世界の大迫力の滝 アメリカ・カナダのナイアガラの滝、南米イグアスの滝

今回は、東洋のナイアガラと呼ばれる「吹割の滝」を紹介しました。

アメリカとカナダの国境に落ちる本場の「ナイアガラの滝」の記事はこちらから。

南米のイグアスの滝もすごい迫力です!

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