セントラルパークの見どころ アメリカ・ニューヨークのオアシス

アメリカ・ニューヨークのセントラル・パークへの行き方

アメリカ・ニューヨークのマンハッタンのセントラル・パークには、いくつもの入り口があります。5番街ミッドタウンのショッピングエリアに近い、公園の南端の東側グランド・アーミー・プラザ前に地下鉄N,Q,R線の5番街59丁目駅の出入り口があります。

見どころいっぱい、アメリカ・ニューヨーク・マンハッタンのセントラル・パーク

見どころいっぱい、アメリカ・ニューヨークのセントラル・パーク

ニューヨークのマンハッタン島の摩天楼の真ん中にひろがるセントラル・パークは、地元のニューヨーカーにはもちろん、映画やテレビの舞台やロケ地としても度々登場するため、観光客にも大人気のスポットです。都市部の公園としては全米一の規模と言われ、南北4Km東西0.8Kmで、南北は59丁目から110丁目、東西は5番街から8番街までという広大な規模を誇ります。セントラル・パーク東側中央にはメトロポリタン美術館、西には道をはさんでアメリカ自然史博物館など見どころがあります。

1873年から続く、大都会の中の大自然、セントラル・パーク

セントラル・パークの芝生

1844年頃、詩人や文化人を中心にマンハッタンには緑の景観が欠けているという声が高まり、パリのブーローニュの森やロンドンのハイドパークのような公園が望まれるようになったことから、セントラル・パーク公園の創設が決定し1860年から建設が始まり、1873年に公園が公式にオープンとなりました。セントラル・パークの自然の中にいるように錯覚する風景は、高度に計算された人工的なもので公園内には湖や、アイススケートリンク、各種スポーツ用の芝生のエリア、自然保護区、そしてそれらを結ぶ遊歩道などがあります。

セントラル・パークの見どころ アメリカ合衆国国定歴史建造物「ボウ・ブリッジ」

セントラル・パークの見どころ アメリカ合衆国国定歴史建造物「ボウ・ブリッジ」

1962年以来、アメリカ合衆国国定歴史建造物となっているセントラル・パークの、ザ・レイクと呼ばれる大きな湖を二つに分断する地点に架けられたボウ・ブリッジは、キャスト・アイアンという形式でつくられていて、数あるセントラル・パークの橋の中でも最も美しい橋といわれています。ボウ・ブリッジから西に向かうと、ビートルズのメンバーの故ジョン・レノンの記念碑があるしずくのような形の広場のストロベリー・フィールズがあります。オノ・ヨーコのデザインした丸いモザイクの記念碑にはいつも献花が絶えないようです。

セントラル・パークのクレオパトラの針

セントラル・パーク、クレオパトラの針

セントラル・パークには多数の彫刻があり、これらも観光や散策での見どころの魅力です。ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターのハンガーフォード橋の近くにあるものと、元々は対だったクレオパトラの針がセントラル・パークに建てられています。長さ21m、重さ200tのオベリスクで、エジプト総督から贈呈された物です。セントラル・パークで子供達に人気の高い不思議の国のアリスのブロンズ像は、アメリカ大手出版社デル・パブリッシングの創設者ジョージ・デラコートが1959年にニューヨーク市に寄贈した彫刻です。作者はスペイン出身の彫刻家ホセ・クリーフト、設計者は日系アメリカ人の環境デザイナー、ヒデオ・ササキが手掛けています。

アメリカのセントラル・パークは世界の大都会公園のモデルに、日本の上野公園も

セントラル・パークでは野外劇やサマーステージが無料で開催されます。毎年ニューヨーク・フィルハーモニックのコンサートも開かれる他、アート、ダンス、ヨガなどを無料で楽しめるイベントが数々あります。サンフランシスコのゴールデン・ゲート・パーク、東京の上野公園、バンクーバーのスタンレーパークなど、多くの大都市公園のモデルとなった都会のオアシス、セントラル・パークで、自分だけのお気に入りの場所を探して思い思いに過ごしてみるのは如何でしょう。

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