メキシコ最大の宗教都市であり、荘厳なピラミッドを有するテオティワカンの観光ガイドです。
メキシコシティに来たならば必ず寄ってみたいですよね。太陽のピラミッドは頂上まで登ることができます。
頂上ではハネムーンに来ているカップルがいて話が弾みました。そんなテオティワカンでの旅の体験談です。
メキシコ最大の宗教都市 テオティワカン
メキシコシティに来たならば必ず寄ってみたいところはテオティワカンでしょ。
私はこのピラミッドを見るために、メキシコシティに来たようなものです。
テオティワカンは、メキシコシティから北に約50キロほどのところにあります。
バスに乗って約1時間で到着します。
テオティワカン遺跡は南北に3キロほど、東西1キロほどの広大な遺跡となっています。
遺跡入り口は遺跡の西側に3箇所あるようです。私はケツァルコアトル神殿の近くの入場口から入場しました。
テオティワカンの模型
入場するとまず、企画展示室があります。小さな小さな博物館のようです。
そこを通り抜けるとケツァルコアトル神殿が見えてきます。
四方を城壁に囲まれている珍しいタイプの神殿です。
ケツァルコアトル神殿にはさほど興味はなかったので、軽く見て回り、その後太陽の神殿を目指します。
太陽のピラミッドへは使者の道を通って行きます。周りには小さい規模の遺跡が残っていました。
テオティワカン 太陽のピラミッド
使者の道を直進すると太陽のピラミッドが見えてきます。その大きさに、愕然としました。
しかも太陽のピラミッドは頂上まで登ることができます。このピラミッドを見るために来たのだから、登らないわけにはいきません。
階段はどう見ても急で、最後まで上れるか心配でした。何しろいつもエクササイズをしていなかったので。
登り口で順番を待ちます。いざ登り始めると、急な階段を手すりをつかみながら上り始めました。
小さな子供たちも上っていくので、それに負けまいと私もゆっくりながら、頂上に上ったときの眺めを期待しつつ登りました。
太陽のピラミッド 頂上
そして大丈夫かなと思っていましたがなんとか頂上に到着しました。
休憩時間を含めても20分ほどで登頂できたと思います。
ここからのテオティワカンの遺跡が一望することができ、感激の嵐です。
登ったかいがあったと思わずに入られませんでしたので頂上で少し休憩することにしました。
頂上には日本人とアメリカ人のカップルがいて、声をかけてきたので、頂上で会話が弾みました。
ハネムーンにきているということでした。
頂上に上ってきた人が休憩を取っているので、頂上は人でいっぱいでした。
私もすぐには降りる気分にはなれず、30分ほど休憩をしながら眺めを楽しみました。
降りるのも急な斜面なので、苦労しました。
ジャガーの宮殿
使者の道をさらに進むと月のピラミッドにたどり着きました。
つきのピラミッドも途中まで登れるようになっていましたが、太陽のピラミッド登頂で疲れきり、テオティワカン自体も大きいので、歩くのに疲れきって、とても月のピラミッドに登る気力はありませんでした。
代わりに近くにあったを見学することにしました。
ジャガーは、メキシコに限らず、メソアメリカ文明圏に共通の神聖な動物です。保存状態もよく、鮮やかな色の壁画が見れました。