大杉谷とは
大杉谷(おおすぎだに)は、三重県多気郡大台町、吉野熊野国立公園内にある宮川の上流部に位置する大渓谷です。
大杉谷は、黒部峡谷(富山県)、清津峡(新潟県)と並び、日本三大渓谷(日本三大峡谷)と呼ばれています。
大杉谷へのアクセス
fa-map-marker三重県多気郡大台町大杉140-40 大杉谷登山口(大杉谷登山センター)
大杉谷登山口(大杉谷登山センター)へのアクセスは、自家用車でも可能ですが、大杉谷登山センター周辺や大杉谷登山口の駐車場は無料ですが台数が限られています。三重県でも有名な場所であり、駐車場がすぐに埋まってしまう可能性も少なからず予想されるため、出来るだけ早く来ることをお勧めします。
大杉谷での登山の難易度は?
大杉谷の登山の難易度は初心者には少し辛い山という印象でしょうか。ただし、経験がある人であれば日帰りでも十分に楽しめる山であり、初心者でも落ち葉などに気を付ければ難なく登れるはずです。また、全体的に長めであり、体力を温存しながら登れると最後までいけると思います。どうしてもキツイなら途中で一泊入れてみるのも一つの手です。朝日を見ながら山を登るというのも、とてもいい感じです。
大杉谷を日帰りで楽しむポイント
大杉谷を日帰りで楽しむポイントは、ひたすら景色を見て歩く事です。頑張って歩いて行くと、途中で渓谷が見え始め、まさしく絶景と呼んでもいいほどの景色が見えるはずです。また、大体距離は6.5kmであり、所要時間は5時間程度と言われてます。体力に自信がある人はもっと早く着くと思うので5時間というのを目安に登ってみるのもいいでしょう。初心者でも必死に登る事で得られるものは多く存在していると思いますし、帰りに温泉などに入るのも至福のひと時になるでしょう。日が暗くなる前に帰れるコースなので急がなくてもいいですし、自分に合ったペースで歩きましょう。
大杉谷の滝を楽しむ見どころ シン淵・同倉滝・千尋滝
大杉谷には歩いて行く途中に様々な名所があります。登山をスタートしていくと、最初に見える名所はシン淵という絶景で有名な場所です。景色がとても素晴らしく思わずここで時間を忘れて止まってしまうかもしれません。
別のコースだと同倉滝、千尋滝という滝に辿り着き、ここでも時間を忘れて思わず立ち止まってしまうことでしょう。上から恐ろしいほどに水が降り注いでいるため、天から降り注いできていると勘違いしてしまう人も少なからずいるかもいれません。これらの名所を全て見たあとは、大台ケ原という場所に辿り着くため、ここが思い出深い場所と思う方もいると思います。