おかげ横丁とは
おかげ横丁は、三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮の門前町にある観光スポットで、第61回神宮式年遷宮の年である1993年の7月に開業しました。およそ4000坪の敷地内に、江戸時代末期から明治時代初期にかけての街並みを再現していることが特徴で、老舗の味や名産品を始めとして、歴史や風習、人情などのこの地域ならではの魅力を一度に体感することができます。どこか懐かしく、ゆったりとした時間が流れていることが魅力の横丁です。
fa-map-markerおかげ横丁の場所 三重県伊勢市宇治中之切町52
おかげ横丁を作った名店「赤福」は名物スポット
おかげ横丁を立ち上げたのは1707年にあんころ餅屋として創業した老舗和菓子店の「赤福」で、現在でもお伊勢参りの定番お土産として人気です。一口大のお餅にこしあんを載せたお菓子は伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川をモチーフにしており、お餅は川底の小石、あんに付けられている3本の筋が清流をイメージしています。特に1月を除く毎月1日のみに販売されている「朔日餅(ついたちもち)」は、前日夕方から多くの購入客が列を作る人気商品となっています。(写真は赤福ぜんざいです。赤福ぜんざいの店頭販売は冬季限定となっています。もし赤福ぜんざいを目当てにする場合には、いつまで販売期間か事前に赤福の公式サイトfa-external-linkでご確認ください)
おかげ横丁のグルメ
おかげ横丁には合計57店舗ものお店が軒を並べており、三重グルメを満喫する絶好の場所として人気です。店先には食べ歩きに便利な小分けになった商品も数多くあり、参拝帰りに食べ歩きを楽しむ観光客で賑わっています。特に人気はコロッケで、ジャガイモの甘みと豚肉の肉汁がマッチした揚げたてのサクサクをいただけるのが嬉しいポイントです。他にもだんごや松坂牛の握り、伊勢醤油が入ったソフトクリームなど、おやつから食事までさまざまな味を楽しめるのが魅力となっています。
おかげ横丁公式サイトfa-external-link
おかげ横丁周辺の観光スポット
おかげ横丁周辺の観光スポットとしては、「おはらい町」が人気です。横丁のすぐ隣にあり、五十鈴川に沿っておよそ800メートル続く石畳の通り沿いには歴史的建造物も多く、レトロな雰囲気を味わうことができます。昔ながらのお店や神話の世界を体験できるスポットなど数多くあり、大人から子供まで楽しめることが魅力です。市営駐車場に繋がる石造りの地下道の中には「ハート型の石」がひとつ紛れ込んでおり、カップルに話題のパワースポットとしても人気を呼んでいます。
夫婦岩
夫婦岩は、三重県伊勢市二見町にある観光名所です。二見興玉神社の御神体であり、日本神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が岩に姿を変えて鎮座していると伝わっている岩です。二つの岩が注連縄で繋がっているのが特徴で、夫婦の絆を象徴しているということから縁結びの御利益を司るところでもあります。
伊勢神宮
お伊勢さん、大神宮さんなどの相性でも親しまれている三重県伊勢市にある伊勢神宮は、地名が冠しない神社であることから正式には神宮と言います。神宮には内宮には皇室の御祖先である天照大御神が、外宮には衣食住をはじめとした数多くの産業の守り神として知られる豊受大御神を祀られています。また14箇所の別宮や43箇所の摂社、24箇所の末社、42箇所の所管社があり、これらの125箇所の宮社を全て含めて神宮と呼んでいます。