自然が作り出した不思議な光景、その昔は迫害を受けたおおくのキリスト教徒が住んでいたギョレメ国立公園を訪ねました。
洞窟ホテルではアナトリアの歴史と自然を肌で感じ、キノコ岩が列なるパシャバーでは本当に地球にいるのかという錯覚に陥った。
他の惑星に来たような不思議な旅でした。
ギョレメ国立公園
パムッカレから深夜のバスに乗りギョレメ国立公園へ出発。
朝の7時半ごろギョレメ国立公園に到着しました。
どうも私がついたのは、カッパドキア近くの大都市でした。
そこからギョレメ行きのバスに乗らなければいけませんでした。
近くの人に尋ねてみると、ギィレメ行きのバスは30分ほどで来るとのこと。
約30分待ち、「ギョレメ ギョレメ」と叫んでいる男性へと近づいた。
どうやらこのバスであっているようです。私は小さなワンボックスの車に乗り込みギョレメを目指しました。
宿泊した洞窟ホテル
バスがギョレメに到着した。私が今夜泊まるホテルは洞窟ホテルである。
カッパドキアには様々な洞窟ホテルが存在する。
いつもは安宿のホステルに泊まる私だが、今回はここでしか経験できないこととして洞窟ホテルをチョイス。
洞窟ホテルはアナトリアの歴史と自然を肌で感じることのでき、古城のような趣をも漂わせる石造りの建物で客室は全室岩をくりぬいてくるられてものであった。
岩を削って作られているので、ざらざらとした質感が魅力です。
ギョレメ屋外博物館
カッパドキアは公共のの交通機関がなく、カッパドキア周辺をみて周るには、車を調達するか、ツアーに参加するという方法しか残っていませんでした。
ツアーコースも何通りかあり、その一つをチョイスしました。
午前中はギョレメ屋外博物館へ行ってきました。
ここには多くの岩窟があり、その内部はキリスト教の教会になっています。
ローマ帝国の迫害を受けたキリスト教徒たちはカッパドキアに隠れ住みます。
キリスト教は、やがてローマ帝国で公認されますが、その後も純粋な信仰に生きる教徒たちはこの地で暮らしていたとのことでした。
地下都市デリンクユ
その後はカッパドキアの地下都市を見学しました。
地下都市デリンクユに関しては、現在までに、地下8層までが確認されてはいるものの、地下12層まであるらしく、未だに未発掘の状態でした。
通風孔の長さは、実に120メートルを越すものと見られている。
デリンクユには、このような井戸が52本もあり、6千人もの人間が住んでいたらしいです。
ここに住んでいた多くの人がキリスト教の迫害から逃れてきた人たちでした。
ガイドの話ではここでは家畜も飼われ、都市としての機能を十分に果たしていたとのことでした。
実際歩いてい見るとかなり複雑な地形をしていました。
きのこの形をした奇岩群
次の日はいよいよ神秘的な形をした奇岩群が連なっているいて、キノコ岩がいっぱいあるパシャバーへ。
そこに着くなり、私は本当に地球にいるのかという錯覚に陥りました。
こんな不思議な形状のものが果たして自然にできるものなのでしょうか。
形や色の信じられないほどの美しくハーモニーをかなで、まるで他の惑星似いるようでした。
何百万年前に形成されたすべての岩は風や水によって時間をかけて浸食され、今のような不思議な形になりました。
そのほかにもらくだの形をした岩や、見ようによってはいろいろな形に見えてくる不思議な形をした岩が多数存在しました。