ロンドンの歴史を語るシンボル「セント・ポール大聖堂」

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イギリス・ロンドンのヒースロー空港からセントポール大聖堂まで所要時間は約1時間

セント・ポール大聖堂への行き方は、イギリス・ロンドンのヒースロー空港から電車ヒースロー・コネクトでイーリング・ブロードウェイ駅まで行き地下鉄セントラレラインに乗り換え、セント・ポール駅までです。所要時間は約1時間です。セント・ポール駅からセントポール大聖堂まで徒歩約2分です。

ロンドンの金融街、シティ・オブ・ロンドンにあるセント・ポール大聖堂

セント・ポール大聖堂は、ロンドンの金融街、シティ・オブ・ロンドンにある、バチカンのサン・ピエトロ寺院を連想させるドームを備え十字型に広がった大聖堂です。セント・ポール大聖堂のポールはキリスト教の基礎を築いた聖パウロの英語読みで、イングランド国教会ロンドン教区の主教座聖堂で聖パウロに捧げられて建てられています。1666年のロンドン大火の後、建築家クリストファー・レンにより再建され1710年に完成しました。

セント・ポール大聖堂(英語:St. Paul's Cathedral)はロンドンの重要なランドマーク

セントポール大聖堂は、英語でSt. Paul's Cathedralと言います。

ウェストミンスター宮殿の時計台ビッグベンや跳開橋のタワーブリッジ、観覧車のロンドン・アイなどロンドンのいくつものランドマークの中で、セント ポール大聖堂は特に重要視されていて、セント・ポール大聖堂周辺の建築物の高さ制限や、市内の特定ポイントから大聖堂への視界を確保することといった建築規制が設定されています。教会建築としては現在でも世界有数の大きさを誇るこのドームが、都市景観の基準になっているそうです。

イギリスの教会建築はゴシック様式が主流ですが、セント・ポール大聖堂の再建にあたってはバロック様式が採用されています。十字型平面の中心に位置するドームは、内側の直径34.2m、床からドーム内側の頂部までの高さ65.3m、そして地上からドーム上部の尖塔の先までの高さは111.5mです。教会建築としてセント・ポール大聖堂は現在でも世界有数の大きさを誇ります。ドームの頂上は一般公開されていて階段で登れることができるようです。

セント ポール大聖堂前に続くミレニアム ブリッジも観光に最適!

ロンドン大火の後、クリストファー・レンは大聖堂だけでなくロンドン全体の再建案も作成していたようです。セント ポール大聖堂前の広場を基点とする2本の大通り、そして複数の広場とそこから放射状に延びる街路を設けるという彼の構想は結局実現しませんでした。2000年に竣工したミレニアム ブリッジが、その軸線上にセント・ポール大聖堂が位置するようテムズ川に架けられたのはクリストファー・レンの構想に沿うものからかもしれません。

1981年にはチャールズ王太子とダイアナ元妃の結婚式が行われた場所としても知られているセント・ポール大聖堂は、特別な行事がない限りは観光客も内部を拝観でき、荘厳なドーム内部に聖歌が響き渡る瞬間に立ち会うことができるようです。クリプトと呼ばれる地下には記念像や石棺があり、ウェリントン公、トラファルガー海戦の英雄ホレイショー・ネルソン提督、フロレンス・ナイチンゲール像などの他に、このセント・ポール大聖堂の設計者のクリストファー・レンの墓銘碑があります。

セント・ポール大聖堂は「ハリーポッター ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のロケ地で観光スポット


セントポール大聖堂は、バチカンのサン・ピエトロ寺院を連想させるドームを備え十字型に広がった大聖堂で、特徴的で象徴的な建造物です。実はロケ地としても有名で、ハリーポッター ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(通称:ハリポタのファンタビ)のロケ地として一時期聖地のような感じで超人気の観光スポットとなりました。

もちろんロケ地としての魅力だけでなく、チャールズ王太子とダイアナ元妃の結婚式が行われた場所としても有名であり、イギリスの歴史的にも宗教的にも価値のある特別な場所です。

 

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