高野山金剛峯寺 真言宗・密教の悟りの境地を体感の観光スポット

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和歌山県伊都郡高野町にある「高野山(こうやさん)」は、弘法大師空海の手で密教の道場が開かれてから1200年の歴史がある真言宗の総本山です。真言宗の「真言」とは、マントラというおまじないの言葉のようなものであり、悟りの中からそれら真言をみつけ、さらに一般にはわからない密教の世界観や悟りを具現化した曼荼羅などを、真言宗総本山である高野山では体感できます。

高野山へのアクセス・所在地

高野山・金剛峯寺の場所

〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132 高野山真言宗 総本山金剛峯寺

 

高野山・金剛峯寺への行き方・駐車場

高野山へ電車で行く場合には、南海高野線 極楽橋駅下車、南海高野山ケーブルで高野山駅というルートで行きます。

高野山に車で行く場合には、 金剛峯寺前駐車場などの駐車場があります。

高野山観光のポイント

高野山を観光する時、真言宗の総本山であり密教の悟りの境地でもあるため、観光として伺う場合でもその奥深さを体感するためにはいくら時間があっても足りません。もしも観光で滞在できる所要時間が限られているとしたら、この場所は見といた方が良いのではないかと言うポットを紹介します。

金剛峯寺(こんごうぶじ) 真言宗の総本山

金剛峯寺は「こんごうぶじ」と読みます。金剛峯寺前駐車場から境内に入って来るとき、最初にくぐられる門は正門といい、金剛峯寺の建物の中で一番古く、文禄2年(1593年)に再建されたといわれます。総本山金剛峯寺という場合には、高野山全体を指しており、高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺といわれています。高野山の本堂は、大伽藍にそびえる「金堂」が一山の総本堂になります。

壇上伽藍(だんじょうがらん) 密教の悟りの境地、曼荼羅を具現化

壇上伽藍は「だんじょうがらん」と読みます。壇上伽藍は、弘法大師・空海が高野山を開山したときに、まず初めに造営に取り組んだ場所です。壇上伽藍は、高野山の二大聖地の一つです。密教思想に基づく曼荼羅(まんだら)、つまり悟りの境地の世界観を具現化したものといわれています。高野山全体の総本堂である「金堂」や高野山の中で最も高い建造物である高さ48.5mの「根本大塔」など、19もの諸堂が建ち並んでいます。

金剛三昧院(こんごうさんまいいん) 北条雅子が建立した縁結びの仏様

金剛三昧院は「こんごうさんまいいん」と読みます。金剛三昧院は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の再婚相手として、源頼朝の死後に女性将軍となった北条政子が、夫である源頼朝と息子の実朝の菩提を弔うために建立したといわれます。本尊の愛染明王(あいぜんみょうおう)は、恋愛成就の仏様として、様々な縁を結んでくれるというご利益があるといわれています。

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