夫婦岩、伊勢の沖合の聖なる場を観光、夕日・日の出の撮影も

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夫婦岩とは

夫婦岩は、三重県伊勢市二見町にある観光名所です。二見興玉神社の御神体であり、日本神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が岩に姿を変えて鎮座していると伝わっている岩です。二つの岩が注連縄で繋がっているのが特徴で、夫婦の絆を象徴しているということから縁結びの御利益を司るところでもあります。毎年10月になると注連縄を張り替える「御神渡り式」がおこなわれ、荒波の中で神職たちが手作業で縄を張り替える姿を見学できます。

夫婦岩の日の出と夕日は撮影におすすめ

夫婦岩は三重県の南東部にある伊勢湾上にある岩で、目の前には広大な太平洋が広がっています。日の出と夕日を同じ場所で見られる貴重なスポットでもあり、美しい絶景を写真に収めようと数多くのアマチュアカメラマンが集っているほどです。この場所で撮影をする場合は、二見興玉神社から西へ約50m離れた場所の磯がおすすめの場所です。遊歩道の陰になる場所なので人影をカメラアングル内に入れずに、太陽と海のみを写真に入れられます。

夫婦岩の観光の所要時間

夫婦岩観光の所要時間は約30分です。二見興玉神社の本殿前に岩があり、時間を掛けて移動する必要がありません。この神社は「二見夕なぎ遊歩道」の沿道にあり、二見シーパラダイスという道の駅を兼ねた商業施設と直結されています。駐車場からは徒歩5分しか掛からず、神社の本殿見学や太平洋の美しい景色をゆっくりと眺めて旅の思い出作りに浸れることでしょう。神社にはカエルを模った岩が点在していて、カエル探しに勤しむこともできます。

夫婦岩のある二見興玉神社の場所 三重県伊勢市二見町江575

 

夫婦岩からおかげ横丁・伊勢神宮へ

夫婦岩から北東へ12km進んだ場所におかげ横丁があります。ここは伊勢参りの参道で、計150件の飲食店や土産物屋が軒を連ねて訪れる人々を出迎えています。横丁を抜けると大きな鳥居が目に入りますが、ここから先が伊勢神宮の内宮です。約260ヘクタールの広大な敷地にヒノキ・スギ・ナラといった原生林が生い茂る緑が豊かな場所で、鳥居から2.5km進んだ場所に天照大神を祀った式内本殿と御神木を見ることができます。

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