世界遺産 インド・デリーの石塔 クトゥブ・ミナール とモスク

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クトゥブ・ミナールは、インドが誇る世界遺産でインドの首都ニューデリー郊外にそびえ立つ世界最高のミナレット(寺院の石塔)です。

クトゥブ・ミナールはデリーの空に向かってそびえ立つアスパラガス

こちらはデリーにある1200年頃に建てられたイスラム教寺院で、世界遺産のクトゥブ・ミナール。

モスクの塔(ミナレット)は世界最大級の72.5m!当時の建築技術の高さが一目でわかりますね。

建築技術と言えば、やはりインドなのでタージ・マハルに注目が集まりがちですが

こちらも負けていませんよ!年数も違いますし。

ちなみに、こちらの内側には378段もの階段があるんだそうです。

昔、観光客の事故があったため現在は入れないのが悔やまれます。

クトゥブ・ミナール、近くで見るとこんなに大きい!

クトゥブ・ミナールは、見上げたら巨大すぎる出で立ちにただ驚くばかり。これが800年以上前に建てられていたなんて!ひたすら驚く事しかできません。

ちなみに、ふつうのデジカメで撮影するとだと全体像がなかなか収まりませんので観光の際には一眼レフなどの広角カメラで撮影する事をお勧めします。

どこの国でも、偉人の権力や技術力を世間へ示す為に高い建造物を建てている事が多いですが考える事は世界中同じなんだと実感させられますね。

クトゥブ・ミナールができた当時は今の日本で言うスカイツリーのような話題になった事でしょうね。

クトゥブ・ミナールは模様が精密、ずっと眺めていたい!

クトゥブ・ミナールは、イスラム建築なので、左側にはアラビア語が記載されているのでしょうかとも推測できますね。

はたまたパキスタンの公用語のウルドゥー語かペルシャ語でしょうか。

クトゥブ・ミナールでは、複雑で精巧な彫刻部分にひたすら圧倒されます。

偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、文字を使った装飾が栄えたと言われていますが当時のデザイナーはこのデザインにどんな思いを込めていたのでしょうね。

神様を讃えているのか、それとも王様が妃様に送った恋文なのでしょうか。

モスクでおなじみ、タマネギ屋根の建物も!

インドのモスクでおなじみの形をした屋根ですね。クワットゥル・イスラーム・モスクの一部として、クトゥブ・ミナールの石塔が建てられています。

ちょっとくすんで色あせている感じが、非常に時代を感じさせます。

当時の王様は、このクワットゥル・イスラーム・モスク近隣に奥様や家来たちを住まわせていたそうですがこの辺りではどんな人々が暮らしていたのでしょうか。

当時はこの建物は豪華で美しい宝石で内装の装飾されていたと言われていますが、非常に残念な事に、英国統治時代に全てとられてしまったんだそうです。

インドは世界有数の宝石の産地として知られていますが、こんな逸話もあるんだとか。

動物と一緒に王国の跡地に思いを馳せてみたい

こちらは石でできた城壁の下でお昼寝をする野良犬。

人間はクトゥブ・ミナールにお金を払って入場したのに、彼らは無料で入れてその辺の観光客からエサも貰えてちょっとズルいです。

写真には写っていませんが、敷地内にはサルやリスもちらほらと見かけました。

ヒンドゥー教の神話でも、動物の姿を模したキャラクターが多いインド。

動物と人間が今でも街中で共存するこの国では、大昔もこのような光景が見られたのでしょうね。

ちなみにこの犬、近くにいた警備員に可愛がられていてその光景も非常に微笑ましい物でした。

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