ブエノスアイレス・ボカ地区の観光地カミニートの旅行ガイドです。
かつてボカ地区は、アルゼンチン随一の港だったみたいですが、今はカラフルに塗られた建物が立ち並ぶ観光地。
カラフルな家々が並ぶ路地には、地元のアーティストの工芸品やオブジェあり、本場アルゼンチン・タンゴありと、そこらじゅうにアートと音楽が溢れています。
ブエノスアイレス・ボカ地区・カミニートへの行き方
ボカ地区のカミニートへの行き方は、ブエノスアイレスの中心部からコレクティ-ボというバスに揺られて約20分ほど。
バスを降りると、カラフルに塗られた家々がずらり!小径という意味のカミニートに面した建物は、みなカラフルに塗られています。
アルゼンチンの有名な画家キンケラ・マルティンは、故郷であるボカを愛し、彼のアイデアで小路に並ぶ家々の壁やトタン屋根を様々な色で塗って独特の一画を作ったといわれています。
なお、カミニートや周辺なら昼間であれば心配ないといわれていますが、ボカ地区は治安が悪いため、ご注意を!
あちこちの窓にあの有名人
メインストリートを歩いていると、あんなところにチェ・ゲバラが!こっちには、マラドーナ。
カミニートに面した家々には、有名人のオブジェが顔を覗かせています。
街のあちらこちらにオブジェがあるので、ブラブラ散歩しながら見つけるのも楽しいですよ。
カミニートには、オブジェだけでなく、有名人そっくりさんもいます。私が行ったときはマラドーナそっくりさんがいました。
一緒に写真を撮るのにお金がかかるようで、離れた所からチラチラ確認。
アトリエが集まるカミニート
カミニートには、地元の若い作家たちが自分の作品を売るアトリエのあるアパートのような建物があります。
建物の小さな各部屋には、作家が作った絵画や民芸品が展示されており、買うこともできます。
アトリエというよりはお店に近い雰囲気で、観光客も多いため気軽に入れます。各部屋をブラブラ観て回るのもオススメ。
アトリエのある建物にめぐらされていたのは、洗濯ロープ。照明と一緒にぶら下がっていたのは服。
住んでいる人の洗濯物なのか、はたまた作品なのか、未だ謎です。
お土産に手作り工芸品
週末のカミニートには、地元の若い作家たちが自らの作品を持って集まる市場のようなものが開かれます。
私が行った際も、絵画や、工芸品や、オブジェを陳列したテントがずらりと並んでいました。
絵画やオブジェを旅行先で買うのは少しハードルが高いですが、観光客向けに手作りのキーホルダーやアクセサリーを売っている処もあります。
ブラブラと観て回るもよし、お土産として買うもよし。
お土産屋さんで買う土産もいいですが、日本から遠く離れた土地で、世界で一つだけのお土産を選ぶのもまた楽しいですよ。
路上アルゼンチン・タンゴ♪♪
カミニートのメインストリートを歩いていると、軽快なリズムが聞こえてきます。本場アルゼンチン・タンゴをやっているんです、路上で。
かつて港町であった時代に、船乗りたちが集うバーや酒場があり、そこで生まれたのがタンゴ。
タンゴのふるさとカミートには、オープンテラスのレストランが並んでおり、レストランの客を相手にタンゴを披露しています。
路上でやっているためレストラン客以外でも観ることはできますが、ゆっくり食事をしながらタンゴのステップに浸るのもオススメ。