イスラム時代の文化を伝える建築物や街路がのこり世界遺産にも登録されているコルドバの観光ガイドです。
建物や街並みが世界遺産となっています。
花の小路は真っ白な壁の家に赤やピンクの花が飾られ、白と花の色のコントラストがとてもきれいでした。
コルドバの街は建物や街並みが世界遺産
ユーレイルパスを使ってヨーロッパを旅していましたが有効期限が切れ、バスを使って旅行することになりました。
セビリヤからコルドバにバスで移動しました。
コルドバは、人口30万人ほどの町ですが、かつて8世紀には、後ウマイヤ朝の首都だった都市です。
10世紀に全盛期を迎えたイラスム文化が残り、建物や街並みが世界遺産となっています。
バスターミナルから、メスキータの近くにあるホステルまで歩くことに。
夏のこの町はとにかく暑いです。ちなみにこの日は気温が40度でした。
コルドバ歴史地区
ホステルに到着後は暑さをしのぐために、ホステル内のクーラーの効いた部屋で昼寝をすることにしました。
どうしてスペインにはシエスタの制度があるのかわかる気がしました。
昼間は暑いから、日の差さないところで昼寝をするのがいいのでしょう。
とりあえず、日中は暑いのでなるべく直射日光の当たるところは避けるようにしました。
3時を過ぎたころから観光に繰り出すことにしました。
メスキータ
最初に行ったのがメスキータです。メスキータは、後ウマイヤ朝の創設者アブド・アルラマン1世が治世晩年の786年から建設に取り掛かったモスクです。
16世紀にはカテドラルに改造する工事が着手されました。そうするこでイスラム教徒キリスト教が混在す建物へと変化しました。
入口から入ってすぐのエリアは、最も古い部分です。重い天井を支えつつも、より多くの光を取り込めるようにと、2重アーチの構造になっています。
よく見ると、赤と白が交互に並ぶアーチは、色が塗られているのではなく、赤いレンガと白い石が交互にはめこまれています。
イスラム色がが濃い感じがしまた。ヨーロッパ式のカテドラルとはまったく違う雰囲気を持っており、この土地独特の雰囲気が漂っていました。
花の小路
メスキータを出て旧ユダヤ人街をを歩きます。旧ユダヤ人街は、イスラム教徒がコルドバを支配していた時代にユダヤ人が暮らしていた地区です。
この地区は歩いて周るのに向いています。細い道で入り組んでおり、迷路のような感じがしました。
ここで有名なのが花の小路と呼ばれる場所です。
真っ白な壁の家に赤やピンクの花が飾られ、白と花の色のコントラストがとてもきれいでした。
ローマ橋
次の日バスターミナルに向かう前にローマ橋を見学することにしました。ローマ時代に築かれました。
2000年もの間コルドバの歴史を見守り続けてきましたが、その間の戦争や暴動の度に壊され、また改修されるというパターンを繰り返してきたところです。
アルカサルとカラオーラの塔にも行きたかったのですが、バスの時間の関係上、見学することができませんでした。
名残惜しい気もしましたが、旧ユダヤ人街から市バスに乗りバスターミナルへ向かいました。