ロンドンから日帰り観光が出来る女王陛下の家「ウィンザー城」

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イギリス・ウィンザー城への行き方

ウィンザー城(英語でWindsor Castle)への行き方は、イギリスロンドンから西へ約40km、ヒースロー空港の先にあるウィンザー城はウォータールー駅から直通列車なら約35分のウィンザー・アンド・イートン・セントラル駅から徒歩約10分です。ロンドンから日帰り観光が出来るスポットです。

イギリスの大人気観光スポット「ウィンザー城」の歴史

ウィンザー城の歴史は、1089年にウイリアム征服王がこの地に要塞を築いたことから始まります。その後、治世が変わるごとに他の王たちも増改築を続けて城を発展させてきたため、オリジナルの中世の様式から、チューダー式、ゴシック様式と、異なる様式が混在する城となっています。バッキンガム宮殿が18世紀末~19世紀の様式と比較的新しいのに対し、ウィンザー城はイギリスの歴史が凝縮された城で、史跡として魅力ある場所です。

エリザベス女王の公邸の一つであるウィンザー城は、現在も使われている居城として最も古く、世界最大級のものです。重厚な雰囲気をたたえるウィンザー城には900年にわたる英国王室の歴史が凝縮されています。10.5ha(26エーカー)に及ぶ敷地内には王宮の他に壮麗な礼拝堂もあるほか、多くの人々が従事する各種の作業場や住居なども含まれています。ウィンザー城のラウンドタワーにイギリス国旗が掲げられている時はエリザベス女王が不在である標だそうです。

ウィンザー城の衛兵交代式の時間と場所

ウィンザー城の呼び物と言える衛兵交代式は、4月~7月の毎日、8月~3月までは1日おきに行われているそうです(日曜日は不催行)。

衛兵交代式の時間は、夏季(3~10月)は朝9:30~夕方17:30、冬季(11~2月)は朝9:45~夕方17:30に行われます。

ウィンザー城の他バッキンガム宮殿でもこの儀式を見ることができますが、衛兵交代を手の届きそうな距離で体感できる迫力はウィンザー城の方がかなりあるそうです。音楽隊の伴奏が付き大通りからウィンザー城へと衛兵が行進するのを見ることができます。場所はヘンリー8世門出口前正面の広場で11時より行われるようです。

豪華なバンケティング・ルームの「セント・ジョージの間」は観光客に最も人気

ウィンザー城内の最も人気の見所は、160人が座ることができ、王室コレクションの陶器やシルバーで飾られた豪華なバンケティング・ルームの「セント・ジョージの間」です。女王は、海外からの王族や政治家、大使など国の重要なゲストの宿泊をホストする役割もこのウィンザー城で果たしています。ステート・アパートメントにはレンブラント、ルーベンス、カナレット、ゲインズボロらの作品を始めとする名画が飾られています。サー・アントニー・ヴァン・ダイク作の有名な三方から描いたチャールズ一世の肖像画もその中に含まれているそうです。

ウィンザー城「聖ジョージ礼拝堂」はロイヤルウエディング結婚式も話題

ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂は2018年には、英国のヘンリー王子と米国の俳優メーガン・マークルさんの結婚式、2019年にはエリザベス女王のいとこ、マイケル・オブ・ケント王子の長女、レディ・ガブリエラ・ウィンザーと投資会社に勤めるビジネスマン、トーマス・キングストンの結婚式など、イギリス王家のロイヤルウエディングや著名人の結婚式も話題になる場所です。

ウィンザー城は要塞であり宮殿、そして女王の居城であると同時に国賓をおもてなしする迎賓館、国賓の宿泊施設でもあります。そしてチャペルも結婚式、お葬式が行われ、礼拝所、霊廟などすべて揃っているそうです。聖ジョージ礼拝堂は、英国のゴシック様式建築の最高峰の一つといわれています。エドワード三世が1348年に制定したガーター勲位は英国勲爵士の最高勲位ですが、その勲爵士団は聖ジョージ礼拝堂を精神的基盤としているそうです。ウィンザー城の最大の魅力は「プロの女王」と呼ばれる女王陛下が現在も住処として人が暮らしているという事なのかもしれませんね。

ウィンザー城の中のお土産売り場があり、王室のグッズがいっぱい!

ウィンザー城の中のお土産売り場があり、女王様の愛犬コーギーちゃん柄の傘、ウィンザー城刻印入り王冠つき鉛筆などいろいろなお土産があります。

 

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