奈良の女子旅、定番観光スポットベスト5!!~鹿と緑と大仏と~
京都にはたまに行きますが奈良は中学生の修学旅行以来。あの頃はバスで移動し、わいわいガヤガヤ。
大人になった今。どんな奈良に出会えたのでしょうか。
奈良らしいシカとのふれあい奈良公園
660ヘクタールの広大な地域にまたがり、貴重な文化遺産を持つ東大寺、興福寺、春日大社、正倉院。さらには国立博物館などが点在し他に類のない歴史公園と称されている奈良公園。
奈良公園のシカは国の天然記念物に指定されている飼われているのではなく野生のシカ。奈良公園のシカは人懐こいのでシカせんべいをあげると寄ってくるが、囲まれすぎて怖い思いをすることもあります。
そんな時はシカせんべいをあげながら少しずつ後ずさりして輪を抜けるか、手をパンパンとたたくとはなれていきます。
春日大社
一の鳥居を抜けて参道を歩いて行くと鮮やかな朱塗りの社殿が目の前に飛び込んできます。緑濃い杉木立と社殿や回廊の朱色の鮮やかさに言葉も出ない感動があります。
今現在20年に1度の式年造替のため工事中で拝殿を観ることができず残念でした。
社殿と回廊には釣燈籠が、参道両側には石燈籠が並び全部合わせると3000基あるとか。
すべての燈籠に火が入る年に2度ある万燈籠は幻想的で素晴らしいといわれているので、その時期のもう1度訪れてみたいです。
若草山
春日大社を出て木立の中を歩いて行くと急に空が開け、山が芝で覆われた若草山に着きます。
若草山は標高342mで広さが33haあり、山のあちこちにシカの姿を見ることができます。
三つの笠を重ねたように見えるので三笠山とも言われています。
若草山の入山は有料ですがなだらかな散歩道を登っていくと、興福寺、五重塔、東大寺などが見渡せ、山頂からは奈良盆地が一望できます。
若草山の展望台から見える夜景は日本三大夜景に選定されておりロマンチックな夜景が観られるそうです。
二月堂
旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることから二月堂と言われています。
「お水取り」は1250年以上続いている行事で、若狭井と言われる井戸から観音様にお供えするお香水を汲みあげる連行衆の道明りとして大きな松明に火が灯され、それを観るために人々が集まるそうです。
穏やかな石段を登り門をくぐれば、舞台から東大寺周辺の街並みを一望することができます。
舞台の奥にはゆっくり座ることのできる無料の休憩所がありお茶も無料でいただくことができます。
東大寺
「奈良の大仏」として知られている東大寺は聖武天皇が皇太子の供養のために建立した金鐘寺が始まりとされています。
その後聖武天皇の発願で745年に大仏の造営が始まり752年に開眼供養絵が行われました。
大仏殿は大仏を設置するために建立されたが世界最大の木族建築であり天平文化の象徴ともされています。
大仏殿の中の柱に開いている穴は大仏様の鼻の穴の大きさと同じで参拝者がこの穴をくぐるのが定番とされています。この穴をくぐることができたならご利益があるそうです。