鎌倉 藤沢 七里ヶ浜…神奈川県を走る江ノ電の1日乗車券の「のりおりくん」は大人600円で1日に何度でもどこの駅でも乗り降りが自由な便利な乗車券。
これをもって藤沢から鎌倉までの江ノ電の旅を楽しんで来ました。江ノ電1日乗車券「のりおりくん」を使い倒すためのお出かけ観光ガイドです。
fa-arrow-circle-right江ノ電1日乗車券「のりおりくん」|江ノ島電鉄株式会社fa-external-link
七里ヶ浜でbillsの世界一の朝のパンケーキ
江ノ電に乗ってまず向かったのは「七里ヶ浜」の駅。
海岸に平行して国道134号が走り、国道に面してイタリアンやフレンチなどのおしゃれなレストランやカフェが点在する一角です。
目的は「bills」。海の観えるテラス席で世界一の朝のパンケーキを食べようと向かったのですが、平日の午前中だというのに長蛇の列。
あきらめて七里ガ浜の海岸へと降りてみました。
裸足で歩く砂浜は気持ちよく、長い海岸線の向こうには江ノ島や稲村ケ崎が観えて湘南らしい眺めが満喫できました。
鶴岡八幡宮
鎌倉駅を降り小町通りを散策しながら次に向かったのは鎌倉の中心にある鶴岡八幡宮。鶴岡八幡宮は鎌倉幕府初代将軍の源頼朝ゆかりのお寺です。
参道は若宮大路と呼ばれ、由比ヶ浜から八幡宮まで鎌倉の中心をほぼ南北に貫いています。
大石段を登りきったところに桜門。
その奥に本宮がありますが、桜門に掲げられている額の「八幡宮」の「八」の文字は、神聖な神の使いとされている二羽の鳩で表現されています。
その鳩がつかわれている鳩みくじもここ鶴岡八幡宮ならではです。
長谷寺
もう一度江ノ電に乗り藤沢方面へ戻る途中「長谷駅」で下車。
長谷駅から大仏まで続く道を歩けばほどなく長谷寺へ到着します。長谷寺へたどり着くと目の前に「長谷寺」と書かれた大きな真っ赤な提灯が印象的です。
1年を通じて「花の寺」として親しまれている長谷寺ですが、おススメはアジサイの季節と紅葉の季節です。ため息の出るような美しい光景に出会えるはずです。
境内の見晴台からの海の眺望も素晴らしく、他に「和み地蔵」や「洞窟」などスポットはたくさんあります。
長谷寺の季節ごとに楽しみかたや、紫陽花の見頃の混雑、御朱印など詳しいことは以下の記事で!
鎌倉大仏
鎌倉のシンボル鎌倉大仏は、高徳院の本尊で「阿弥陀如来坐像」です。
建立当時は金箔が施されていて大仏を覆う巨大な大仏殿もあったというが、1495年の「明応の大地震」の津波で流されて、以後、鎌倉の大仏は野ざらしの状態で意味に至っています。
数百年も風雪に晒されてきたため金箔はすっかり剥がれて青銅面が露出し、そこに緑青が浮いて、今の青緑色の大仏になりました。
わずか20円を払えば大仏の胎内に入ることができるので是非入ることをおススメします。
江ノ電からの夕陽
夕陽の沈む時間に合わせて江ノ電に乗りこむことができれば、見事に夕陽をバックにした江ノ島を眺めながらの1日の締めくくりにふさわしい江ノ電の旅になること間違いなしです。
江ノ島は周囲4km、標高60mほどの陸繋島で昔は引き潮の時にのみ歩いて渡ることができたそうです。初めて橋が架かったのは明治24年。
今のような車道ができたのは東京オリンピックの年昭和39年(1964年)で、以来観光客がたくさん訪れる観光地となりました。