日本でも話題の天空の鏡、ボリビアのウユニ塩湖についての観光ガイドです。ほんとっ、美しい!
ウユニ塩湖に実際に行ってみた交通手段も含め体験談・感想として書きます!
ウユニ塩湖に向かう車中
長い道のりをかけてウユニ塩湖へ向かいます。
ウユニの町は、ウユニ塩湖のみで生計を立ててるような、それ以外になにもない小さな町です。
町の中心部にレストランや宿、ランドリーに銀行など、生活に必要な物が全てそろっていますが、30分あれば全部周れるほどの小ささです。
補整されていないでこぼこ道をどんどん進んでいきます。
途中、リャマの大群がいたり、フラミンゴが飛んでいたり、ボリビアならではの野生動物を楽しむこともできます。
町からウユニ塩湖の入り口まで、2時間ほどかかります。
ウユニ塩湖/入り口
やっとウユニ塩湖に到着しました。
入り口は水が張っていますが、茶色くて鏡張りなんてみれたもんじゃありません。
ドライバーさんに聞いてみると、「鏡が見れる場所に行くまでまだまだ時間がかかるよ」とのこと。ここはまだ入り口にすぎません。ウユニ塩湖は面積12000平方kmもある莫大な湖です。
この入り口から長靴に履き替え、4WDの上にのって、塩湖を進んでいきます。
塩の湖だけあって、風が海風のよう!カメラの保護は万全にしなくてはなりません。
ウユニ塩湖/塩の地面
だいぶそれらしくなって来ましたが、ここではまだ水が張っていないため、鏡張りは見れません。
ですが、この塩の地面の模様もとっても美しいんです!
鏡張りが見える条件は3つあり、この3つすべてがそろっていないと完璧な鏡張りは見えません。
- 当日晴れていること
- 風がないこと
- 前日雨が降っていること
前日雨が降っていても、当日晴れていても、雨が乾いてしまっては意味がありません。
約10cmの雨の膜があるのがベストたど言われています。
自然に左右されるので賭けですが、それもまた天空の鏡の醍醐味です。
ウユニ塩湖/昼の風景
もし天国があるのなら、こんな場所なんだろうな…
そう思うような場所でした。ひたすら目に焼き付けて、カメラのシャッターを押し続けました。
この日はベストな1日でした!天気はよく、風もなし。きれいな鏡張りがみれました。
どこを見ても、同じ風景はありません。空の色、雲の形、少し違っただけで、そこには違う世界があります。
時間が経つのも忘れて、ずっと見ていました。
興奮しすぎて走り回ったりジャンプしたりしていましたが、ここは標高3700mの高地です。一瞬で果てました。笑
ウユニ塩湖/サンセット
明朝から深夜まで、すべての時間帯でウユニを制覇しましたが、一番のお気に入りはサンセットです。
この色のグラデーション、且つ赤い夕日と青い空のコントラスト、まるで絵に描いたように美しく、ダイナミックで吸い込まれそうです。
昼間、天気がよければタンクトップでも十分ですが、この時間になってくると気温もだいぶ低くなり、ジャケットが必要なほど寒くなってきます。
持参した椅子を並べてみんなで夕日が沈むのを静かに眺める...贅沢すぎる時間でした。