ドイツ観光の目玉ともなるノイシュバンシュタイン城への旅行ガイドです。
ノイシュバンシュタイン城は、ディズニーランドの眠れる森の美女のモデルになったお城で、とても人気があるドイツの定番観光スポットです。ミュンヘンから電車にのって、約2時間、フュッセンという駅からさらに20分弱。
山の中にそびえる白亜の城としても有名なノイシュバンシュタイン城は南ドイツでははずせない観光名所です。
まずは「フュッセン(Fussen)」へ
ノイシュバンシュタイン城にいくためには、ミュンヘンから電車で約2時間かけて、フュッセンの街へ。
ロマンティック街道の終点でもあるフュッセンは、小さくのどかな街です。
この街にこられる人のほとんどが、ノイシュバンシュタイン城への観光目的だと思います。
ここからお城までは、駅前から出ているバスでさらに20分ほどかかります。
駅から少し歩くと、観光客向けのCAFÉやレストランが立ち並ぶエリアがあり、観光に行く前の食事や買い物はフュッセンの駅前ですませておくといいと思います。
温かみのあるホーエンシュバンガウ城
ノイシュバンシュタイン城の近くにはもうひとつホーエンシュバンガウ城というのがあります。
こちらは、クリーム色の外観のせいか、そのこぢんまりとしたサイズのせいか、ノイシュバンシュタイン城とは対照的です。
ノイシュバンシュタイン城をたてたルートヴィヒ2世の父が建てたお城で、自身も幼き頃住んでいたそうです。
お城の中の写真は紹介できませんが、白鳥伝説のゆかりの地(ワーグナーのオペラ「ローエングリン」で有名らしいです)ということで、伝説にちなんだ壁画がみれます。
山々の景観をひきたてるアルプ湖
ホーエンシュバンガウの見学を終え、ノイシュバンシュタイン城に向かう途中にあるアルプ湖。
湖のまわりには遊歩道があり、一周お散歩できるようです。
ノイシュバンシュタイン城の見学は、時間が指定されているため、残念ながらお散歩をする時間はなく、とおりすがりに眺めるだけでしたが、想定外にきれいでした。
山の緑と、湖の静かな青のコントラストがとても映えます。
ノイシュバンシュタイン城に向かう途中でも、みることができます。
観光客でいっぱいのマリエン橋
ノイシュバンシュタイン城は、バスか徒歩か馬車で向かいます。
ホーエンシュバンガウ城をみてから、ノイシュバンシュタイン城に向かうには時間の不安もあるかと思うので、そんなときはバスがおすすめです。
ちなみに、徒歩で行くと40分かかるそうです。
そのバスがおろしてくれるのが、マリエン橋のすぐ近く。
ここはノイシュバンシュタイン城の撮影ポイントとして有名なせいか、観光客がたくさんいましたが、橋そのものも素敵な場所なので、ぜひ。
白亜の城、ノイシュバンシュタイン城
そして、目的地ノイシュバンシュタイン城。
白さがひきたつせいか、少し冷たく、ものがなしく感じませんか?
ルートヴィヒ2世は、中世への憧れからきらびやかな城を模してこの城をたてたとされているようですが、その人生は孤独を感じていたようですね。
緑深く山の上に存在することで、その白さをさらに強調させてみせ、自然の中に存在することが不自然にも思えてきます。
なんとなく感じさせるその印象が、眠れる森の美女のモデルになった所以かもしれませんね。